断捨離の仕方

モノを残す基準を決めておけば、モノが増えることはない

こんにちは。hana(@minimal000)です。

ミニマルな生活を追求している私にとって、片づけ・断捨離は必要不可欠な作業です。

家の中が必要なモノだけで囲まれていればスッキリとしていますし、何より私自身の身も心も軽くなります。

「片づけ」や「断捨離」をしていく中で、必ずぶちあたる壁が「これまだ使えるかも」「これ処分するのもったいない」「いつか使うかもしれないし」と思い、なかなか捨てられないこと。今は使っていないけれど、また使うかもしれないという気持ちにさせられること。これが意外と厄介なんですよね。

しかし、そういうモノともきっぱりと断捨離することで、快適な生活を送ることができます。

モノはなぜ増える?

そもそも何故モノは増えるのでしょうか。

  • 物を買いすぎる
  • 使っていない物を、処分できないでいる

この2つの悪循環によって物は増えます。

物を買い過ぎるというのは、本当は必要ではないものを「可愛い、魅力的、素敵など」購買欲を刺激され買ってしまうことがほとんどの原因だと思います。

  • 可愛いから欲しい!
  • 素敵だから私も欲しい!

と、感情が先に買う物は、結局は使い倒さず後に不要品になることが多いように思います。

ただ買うことに満足していませんか?

大学時代の私はそうでした。とりあえずアルバイト代が入ったら「欲しいものを買う。可愛いと思ったものを買う。」の繰り返しでした。本当に必要かを吟味せずに買ったものが沢山あり、結局は数日~数週間後には、ただ家の中に置いてあるだけ。そんな状況も多くありました。

使っていない物は処分する

使っていない物を処分できないでいるのも、物が増える原因の1つです。

使っていないものであれば、捨てましょう。

  • またいつか使うかもしれない
  • お客さんが来たとき用にとっておく

と未来のために保管しておいても、どのくらい使用頻度がありますか?

昨年1年間に活躍した回数を思い返してみてください。

実はあることすら忘れかけていたり、なくてもいいような物だったりしませんか?私は本当によくありました。「高いから処分するのはもったいない」「まだ絶対使う!」なんて自分に言い聞かせて取っておいた時期がありました。そういう物って結局は使わなかったり、使用頻度が少なかったりするんですよね。

もう自分に甘い言い訳は辞めようと思い、今使っていないものは処分するように心がけました。

 

先日処分した、4つのデジタルカメラとiPod。使っていない物は、勇気をもって処分することが大事です。

4つのデジタルカメラとiPodの処分でミニマルにこんにちは。hana(@minimal000)です。 hanaのミニマリストへの道シリーズ。 不要な物を処分するのが楽しくして仕方な...

使えるものでも使わなければ潔く処分することが大切です。

残すポイントを決める

モノを残すか残さないかの判断は、以下のポイントを基準に決めています。

  1. 今使っていない物は処分する
  2. 欲しくて手にいれた物でなければ、処分する
  3. 同じような物(代用できるもの物)があれば処分する

今使っていない物は、今の自分や家族には必要ないと思います。それがなくても生活できているわけですから。

未来を予想して物を置くのではなく、「今現在」を考えて物を残していきましょう。

次に、欲しくて手に入れた物でなければ処分しましょう。本当は欲しくもないのに、家の中にあるのってどうでしょう。ただいらないものをお世話しているようなものですよね。物で占領されるし、物にとってもほったらかしにされているようでかわいそうです。不要な物はどんどん処分しましょう。

同じような物、代用できる物も処分しましょう。気づいたら同じような物が溜まっていることもありますよね。プレゼントで偶然同じものを頂いたり、1つの物で複数の物の代用ができたりと、考えようによっては、それら重なっている物は1つで良かったりします。思い切って処分してみてください。

処分する大切さ

まだ使うかもしれないと思って取っておくことも悪いことではありませんし、物を大事にしているとも捉えることができます。

私もそうは言ってもなかなか捨てることが難しく、何か良いように解釈や理由をつけて物を取っておいた時期も多々ありました。しかし使っていない物を取っておいて、誰にメリットがあるのだろうとふと考えたのです。物?自分?家族?

結局は「自分の精神的な不安から物をとっておいている」ことに気がつきました。物を取っておくことによって、「いつか使うかもしれない」という不安が解消され、安心して生活できたからです。

しかし、歳を重ねるごとに「物に支配されるのには懲り懲り」だと感じるようになりました。

いつか使うかもわからない物に家の中を占領され、快適な空間を狭められる上、家の中は物で溢れかえる。以前は物があることによって「安心」と感じていたのに、正直今は「窮屈」だと感じています。

不要な物を処分することで得られる快適さの方が、私の暮らしにはずっと合っていることに気づいたのです。使っていない物を処分するのは勇気がいることですが、捨てることによって得られるものも大きいです。

処分することの大切さも考えていきましょう。

物を大切に保管することも大事ですが、ミニマルな暮らしにおいて手放すことはもっと大事です。必要なもの、そうでないものときちんと区別できることが大切ですよ。