みなさん、こんにちは。hana(@minimal000)です。
前回、オリジナル家計簿フォーマットをご紹介しました。今回はこちらのフォーマットを使った家計簿の書き方をご紹介します。
家計簿はご自身が使いやすいもので管理するのが一番だとお伝えしています。私は今までに色々な家計簿を試し、現在はオリジナル家計簿フォーマットを使って管理することに落ち着いています。
オリジナル家計簿フォーマット
現在、以下のフォーマットを作成し、使っています。
・家計簿
・財産目録
・支出(やりくり費)
・カード利用記録
・ポイント記録①
・ポイント記録②
・特別支出予測表
これらは全てエクセルで作成し、自宅にあるプリンターを使ってA5サイズで印刷しています。一括管理するファイルは無印良品のポリプロピレンファイルリング式 A5サイズ2穴を使用しています。
新しい家計簿グッズには別記事でご紹介していますので、下記の記事もあわせてご覧ください。
オリジナル家計簿フォーマットを作るメリット
私が考えるいくつかのメリットをご紹介します。
とにかく簡単
エクセルでフォーマットを作成してしまえば、あとは毎月印刷をして数字を記入するだけなのでとにかく簡単です。
最初に作成する手間はありますが、あとから非常に楽です。
自分に合った支出費目で家計簿をつけられる
自分で作成することで、その家庭に合った支出費目で家計簿をつけられます。
既存の家計簿は、ある程度支出費目が決まっていますよね。すでに完成されている家計簿だけあって楽ではありますが、その支出費目に合わせて支出記録をせざるを得ないので、これはどの支出に当てはまるだろう…と頭を悩ませることも少なくありません。
支出費目は家庭によって様々です。オリジナル家計簿フォーマットを作成して自分スタイルに変えてしまえば、悩むこともありません。
使いやすい
自分が使いやすいようにフォーマットを作成するので、使いやすいです。
家計簿はお金の流れを把握するツールの1つです。使い心地が悪かったり、複雑でつけるのが面倒なものは長続きしませんので、使いやすいものであることは非常に重要です。
hana式オリジナル家計簿フォーマットの書き方
前置きが長くなりましたが、1つずつご紹介します。
支出(やりくり費)
(参考:minimal000)
手順
- 日にちを記入
- 予算を記入
- 週の終わりに各支出費目の金額を記入
- 月末に合計支出 / 金額を記入
- 残し貯めがあれば貯金や積立へ
カレンダーに貼ってあるシールは、100円均一(DAISO)で購入したもので、NMD(ノーマネーデー)の日に貼っています。貼ることで、月にどのくらいお金を使わなかった日があるのかパッとわかるのでオススメです。
予算はあいたスペースに書き込んでいます。予算の欄もしっかり設けることも考えましたが、A5サイズなので、なるべくコンパクトにしたかったのでやめました。
家計簿
(参考:minimal000)
手順
- お給料が入ったら、収入欄に金額を記入。収入予算より上回れば、余剰金貯金や子ども貯金にまわし、その金額も記入
- 支出(固定変動費)の金額が確定したら、その都度記入
- 月末までに全ての項目を記入し、収支結果を記入
現在支出(やりくり費)の一部を修正して変更しています。食費と日用品 / 外食・レジャー / ガソリン / 子どもの合計欄を別途設けました。
財産目録
(参考:minimal000)
手順
- 基本は月末に全ての項目を記入
◎積立について◎
交際費、医療費は積立として管理しています。理由は、毎月発生するものではないからです。今後医療費がかさめば、毎月のやりくり費に組み込もうと思いますが、現状は積立費です。
もし支払いがあれば、今月分の欄に金額を記入し、その額を差し引いた金額を合計欄に記入します。
交際費の考え方
基本的に友人との交際費は、それぞれのお小遣いの中でやりくりしています。積立している交際費は、夫婦共通の友人へのお祝い(結婚、出産、新築祝いなど)や、プレゼント用に確保しています。
交際費の考え方は難しいです。各家庭で線引きが異なるはずです。そこはパートナーとしっかりと話し合って決めることが大切です。
特別支出予測表
(参考:minimal000)
手順
- 終わったものは、状況欄に済マークを記入
- 追加で特別支出が予測されたら、該当月に記入
旅行代や家具家電費などの大型支出だけではなく、美容院代やコンタクト費など、そこまで大きくない支出も特別支出に組み込む家庭も多いと思いますが、我が家の特別支出は、必要最低限です。
旅行や家具家電は別途積立しています。特別支出はイベントや税金、年会費など組み込んでいます。
特別支出(大型支出)を予算立てしておかないと、家計管理が難しくなります。その時その時必要になったら貯蓄から使う方法はあまりオススメできません。思ったより金額が大きかったりすると、その分生活費が少なくなりますし、貯蓄を崩すことになります。
そうならないために、計画的に予測可能な特別支出を算出します。行き当たりばったり預金を取り崩すのではなく、特別支出を予算化し月々の家計に組み込んで、一定額をプールしておくことが大切です。
予測可能なものとは
代表的な予測可能な支出は下記のようなものです。
・自動車税
・家賃の更新料
・引っ越し代
・修繕費
・大型家電の購入費
・お中元・香典・お祝い代
・家族旅行費
・大きな教育費用(入学費、受験料、制服代など)
年間で予測可能な支出を書き出し、それを12で割った金額を毎月プールすることをオススメします。いざという時に、貯蓄を崩さずに支払うことができるので安心して家計管理ができます。
カード利用記録
(参考:minimal000)
手順
- カードを利用した時に、その都度記入
- 使った分の現金を、パスポートケースに入れる
- 口座引き落とし日の前に、その現金を口座に入金する
立替欄は、使った分の現金をパスポートケースに入れたら済マークを記入します。入金欄は、そのお金を引き落とし口座に入金したら済マークを記入します。
パスポートケースについては、下記の記事もあわせてご覧ください。無印良品のパスポートケースも使って家計管理しています。
ポイント記録①②
手順
- 月末に記入
ポイント記録①は、私が使っているポイントサイトの記録用です。月末に、以下の記録をしています。
- 獲得
- 交換
- 残高
- お友達人数
(参考:minimal000)
手順
- 月末に記入
ポイント記録②は、その他のポイント、メルカリ売上、謝礼など様々です。月末にそれぞれ記入します。
家計簿フォーマット無料配布
Instagramのフォロワーさんから「家計簿フォーマットが欲しい!」というリクエストを多くいただいておりました。リクエストにお応えして無料配布することにしました。
無料配布するフォーマットは現在以下の3種類です。
- 家計簿
- 財産目録
- 支出(やりくり費)マンスリー
全体を通して
オリジナル家計簿フォーマットを1つずつみてきましたが、全体を通しての手順は以下の通りです。
手順
- お給料が入ったら、家計簿のフォーマットの収入欄に記入。収入予算より上回れば、余剰金貯金や子ども貯金にまわし、その金額も記入
- 支出(やりくり費)のフォーマットに、日にちや週予算を記入
- 日々のやりくり支出を1ヶ月間記入 (カード利用があれば、カード利用記録フォーマットへ記入)
- 月末に合計欄、結果を記入 (残し貯めがあれば、残し貯め貯金にまわし、金額も記入)
- 支出(固定変動費)(やりくり費)の内訳を、家計簿フォーマットに記入
- 財産目録フォーマットに内訳を記入
- ポイント記録フォーマットに内訳を記入
- その月の振り返り