ミニマルな暮らし

持たない暮らしで、ゆとりある時間をつくる

hanaはミニマリストを目指していますが、最近はただ持たない暮らしを目指しているだけでなく「丁寧な暮らし」を心掛けるようにしています。<関連記事>ミニマリストとは→ミニマリストとはどんな人?

必要最低限のモノで豊かな暮らしを追求する。不要なモノや作業をなくし、シンプルな暮らしを目指せば心にゆとりができ、時間を有効活用できます。このようにムダを省いた小さな工夫の積み重ねが、自分や家族を豊かにさせてくれると考えています。

毎日ドタバタで過ぎ去る時間。仕事、家事、育児と主婦・主夫であろうと、夫婦で協力し合おうと、忙しい時間はあると思います。「なぜこんなに毎日忙しいのだろう…」そう考えているのはあなただけではありません。

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今回は、私が考える「持たない暮らしでゆとりある時間の作り方」をご紹介します。

モノに振り回されない

私は大学入学を機に1人暮らしを始めました。親からの仕送りの他アルバイトをしていましたので、少しは自分が欲しい物にお金を使う余裕がありました。(と言っても社会人と比べては少ないのですが)当時は欲しい物があれば、そのためにアルバイトを頑張り生活を上手にやりくりしてお金を捻出していました。ある時は食費を浮かしてまで買っていた時期もありました。ただ「かわいい」「みんな持っているし私も持ちたい」となぜそれが欲しいのか、長く使えるモノかなど深く考えずに購入していたのです。そんな生活を続けているうちにみるみる家の中は物で溢れ返っていました。

不要なモノをずっと溜め込み、いつか使うであろうと深く考えずに決めていたせいで、週末や友人が家に遊びに来る際は、せっせと片づけしていたのを思い出します。今思うと、モノに振り回されていたのです。収納スペースに必要以上のモノが詰め込んであるから、必要な時に物が探し出せない。便利グッズのせいでモノが溢れかえり、調理するスペースが限られ料理するにも時間がかかる。もったいない精神で断捨離できず、部屋が狭くなり居心地が悪い。など悪循環でした。

そんな私も、社会人になり考え方が徐々に変わりました。引越しをした際に、「なぜこんなモノが多いのだろう」「使っていないモノだらけだった」と深く反省したのを覚えています。

不要なモノを手放し、本当に必要なモノだけを持つことで、丁寧な暮らしができます。片づけも楽になり、時間にもゆとりが持てるようになりました。時間のゆとりが心身のゆとりにもつながり、自分がハッピーであるので家族にもそれが伝達するようになったのです。

不要なモノにいつまでも振り回されるのではなく、不要になったのであればすぐに処分する、手放すことが本当に大切だと日々実感しています。

片づけの時短

持たない暮らしで、片づけを大幅に節約できます。物を持てばもつほど収納スペースが必要になるので、片づけや整理整頓に手間がかかります。

片づけの時短のためには、自分や家族がどんなモノに囲まれてどのように暮らしていきたいかをしっかりと考えることが大事です。その上で必要なモノを厳選しそれ以外のモノは手放します。必要か不要かの判断がしっかりと養うと、購入する際も慎重になります。不要なモノがない暮らしは、片づけの時短になりますので、是非じっくりと考えてみてください。

 

断捨離の時短

購入する際、家にモノを入れ込む際、必要か不要かの判断がしっかりとできていれば、家の中は必要なモノしかありません。「これかわいい」「便利そうだから欲しい」などと感情だけでパッと決めるのではなく、本当に我が家には必要なモノなのかをしっかりと考えることが大切です。必要なモノしかなければ、断捨離する時間も省けます。

あまり考え込まずにモノを入れ込めば、断捨離する手間がかかります。たとえモノを買ったり入れ込んでしまっても、すぐに「やっぱり我が家にはいらないモノだった」と判断し手放せば、モノで溢れかえることはないでしょう。大切なことは、しっかりと考えることです。普段から「モノ」について考えていれば、何が必要で不要かの判断はそんな難しいことではないはずです。<関連記事>誘惑な情報から逃れると断捨離が身近になります!→誘惑な情報から逃れると、断捨離をもっと身近にできる

情報とは上手に付き合う必要があります。パートナーや家族とどんなモノに囲まれて、どのような暮らしをしていきたいかの話し合いをしておくのも手です。持たない、丁寧な暮らしが時間の節約につながりますよ。

自分との時間のゆとり

片づけが減り、家事・育児と家の中での作業が効率良くなると、自分の時間のゆとりが生まれます。

目に見えてわかる時間のゆとり、自分が一番わかる感情のゆとり、心のゆとり、身体のゆとり…色々なゆとりがありますが、生活が満足のいくものになれば、自然と豊かになります。自分がイキイキしていると、家族からも「なんだか今日のママ嬉しそう」などと誰がみてもわかるくらい輝きます。

色々な手間が省け、自分の時間も多少なりとも持てるだけで、心身ともにリラックスできます。それが自分のありとあらゆるゆとりに繋がれば、幸せや豊かさにつながるのではないでしょうか。

自分にゆとりや余裕が生まれれば、家族や他の人への接し方も変わります。毎日イヤイヤ、イライラ、負の感情や考え方に左右されて生きるのではなく、前向きにハッピーに生きていきたいですよね。

家族との時間のゆとり

自分にゆとりや余裕が生まれれば、家族にも連鎖します。「今日ママが嬉しそうだから、なんだか僕も嬉しい、私も嬉しい」と家族からの反応があるはず。それが言葉に出なくても、何かしら感じとるはずです。

一つ屋根の下で暮らしているんですもの。ガミガミと機嫌が悪いお母さん、お父さんと一緒にいる時間よりも、笑っている時間が増える方がずっと良いです。大切な家族とは、ずっと幸せな時間を共有していきたいですよね。自分が幸せでいられると、必ず家族にも伝わります。

人生を豊かにしていくためには、まずは自分が幸福であること、そしてそれを家族にも連鎖させていきましょう。

持たない暮らし、丁寧な暮らしが自分や家族をも幸せにしてくれます。ゆとりや心の余裕は、暮らしを整えます。人生を楽しくしていくためにも、大切なモノだけに囲まれた生活を目指していくことをおススメします。