使途不明金とはなんぞや…!と思われる方がいるかもしれません。使途不明金を洗い出し、原因をつきとめ対策を行うだけで、お金がたまりやすくなります。
では、使途不明金についてご紹介します。
■使途不明金■
使った記憶のないお金や、いつの間にかなくなってしまったお金のこと
「お財布に3,000円いれておいたはずなのに、気付いたら1,000円しかなかった!」
「3日前に5,000円予算としていれたはずなのに、もう2,000円しかなくなってる…」などと、自分が使った記憶が定かでなかったり、いつの間にかお金が減っている=使っている状態のことを指します。
使途不明金が多いと、なかなかお金をためることができません。今回は使途不明金を洗い出し、家計を見直すことの大切さに触れていきます。
気付いたらお金が減っていた!なくなっていた!ということはありませんか?これは使途不明金であることのサインです。財布を落とさない限りお金が勝手になくなることはありませんし、家族に盗まれるなんてことも考えにくいでしょう。「財布からお金がなくなっている=何かに使っている」と捉えるのが普通です。
気付いたらお金が消えてしまっている、使った記憶がないのであれば、まずはそれを使途不明金と認識し、洗い出す必要があります。自分では「使途不明金」と認識していなく使っていたことが多いはずなので、まずは家計簿をつけることをおススメします。
家計簿をつけはじめてみると月の収支が合わなかったり、現金と家計簿の金額が一致しないこともあるでしょう。ですが、家計簿をつけてみない限り、使途不明金を洗い出すことはできません。毎日何にいくら使ったのかをしっかりと把握することが何より大切なのです。
家計簿をつけたことがない方、面倒だと思いになる方もいると思いますが、気付いたらお金がない!ということが続いている人であれば尚更つけるべきです!
使途不明金になりやすいものがあります。
〇食費・日用品
・コンビニでレシートをもらわずに買い物をする
・自動販売機で購入した飲み物やタバコ
・スーパーでレシートをもらわずに数百円の買い物をする
〇レジャー費、交際費
・旅行先でのちょっとした買い物(食べ歩きで1回の買い物が数百円程度のものなど)
・飲み会費
〇クレジットカード費
・支出全般
〇ご褒美
・コンビニ、スーパーでレシートをもらわずにスイーツを買う
などが挙げられます。
数百円レベルの買い物に対して「あまり使っていないからレシートはもらわなくていいや」ではなく、全ての買い物にレシートをもらうクセをつけましょう。またクレジットカードは使うとポイントがたまったり支払いを先延ばしにできるメリットがあるため使ってしまいがちですが、使途不明金が多い方は控えると良いです。
またクレジットカードは現金のやりとりがないため、お金を使ったという意識が薄れます。請求月には何に使ったかわからない、忘れたという状態にもなりかねません。最初のうちは、現金で家計をやりくりすることをおススメします。
もし使うのであれば、カードを利用した分の金額をその都度引き落とし口座に入れておく、封筒に入れておくなどの工夫で使途不明金を減らしましょう。
使途不明金をなくすためには、2つ大切なことがあります。
1、買い物をしたらレシートを必ずもらう
2、家計簿をつけて支出を把握する
万が一レシートをもらい忘れたときは、何かにメモをして忘れないようにします。携帯のメモ機能に残しても良いですし、私は手帳兼家計簿を使っているのでその場で記入しています。<関連記事>家計簿をつけるなら、楽な方法が長続きします→手帳兼家計簿にしたら、家計管理が楽になった
家計簿をつけることだけに満足せず、きちんと支出に対する意識を高め、使途不明金をなくすことが大切です。使った記憶がないのにお金がないのは危ないです。お金をためるためにも、しっかりと支出を把握することが重要です。
自分では使った記憶がないなんて嫌ですし、モヤモヤしますよね。毎月限られた収入の中で気持ちよく支出できるよう、使途不明金を減らすことが大切です。少しずつ洗い出していきましょう!