家計管理

過度な節約は、心や身体が「我慢」で窮屈になる

普段、節約はしていますか?
また、どの程度されていますか?

・1円でも安く購入したい
・数軒スーパーをまわって、少しでも安いところで買いたい
・予算オーバーしなければOK
・節約はあまりしていない
など、様々でしょう。

楽しむところは楽しみたいですし、価値あることにお金を使いたいと思う気持ちは、少なからず皆さんあるのではないでしょうか。hana家は、収入が少なくてもお金を貯められる工夫をしていますし、お金を使うところは使う、ムダ遣いはしないようにする、など限られた予算の中で、予算オーバーしないようやりくりしています。

<関連記事>低収入でも、お金は貯められます!→収入が少なくても、お金を貯める方法

お金を使わないように、使わないようにと意識しすぎると、心や身体が我慢で窮屈になります。

「ムダ遣いは減らし、過度な節約はしない」ようにすることが、我が家の大切にしていることです。

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過度な節約はしない

過度な節約は、心や身体が「我慢」で窮屈になります。hanaの実体験ですが、「節約しなきゃ、節約しなきゃ」と思い過ぎて追い詰めると、毎日が楽しくなくなります。常にお金のことを考え、お金を使っちゃいけないという感覚になってしまいます。

ケチケチしすぎて、お金を使うこと自体に罪悪感に感じますので、友人とのご飯は値段でメニューを決めたり、1円でも安いものを見つけようと数軒お店をはしごしたり…

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これらが悪いと言っているのではなく、常に「安く安く」と呪文のように頭の中にあり、楽しんでお金を使えなくなるのです。

支出が収入より上回る月が続いたり、家計の状況によっては1円でも抑えなきゃいけないことだってあるでしょう。その気持ちよくわかります。少しでもプラスで今月やりくりさせようと必死になります。

状況に応じて節約は必要だと思いますが、過度な節約は心や身体を我慢で窮屈にさせます。

hana家は「節約」を念頭に日々暮らしているので、節約をしていないわけではありません。同じ物を買うのであれば少しでも安い方がもちろん嬉しいですし、値段を見て商品を買うことも日常茶飯事です。ここで言いたいのは、過度な節約はお金を使うことを楽しめなくなる危険性があるのです。

hana家は過度な節約はしないで、「使うところは使う、抑えるところは抑える」のバランスを保つよう意識しています。

ムダ遣いは減らす

過度な節約はしないようにしていますが、ムダ遣いは減らしています。ムダ遣いは遣った後に後悔しても遅いです。ムダ遣いを経験して、次回は気を付けようと学ぶことはあっても、お金が戻ってくるわけではありません。

<関連記事>ポイントカードの持ち過ぎは、ムダ遣いを招きます→ポイントカードの持ち過ぎに、要注意!

何をもってムダ遣いと判断するかは人それぞれです。自分の価値観を大切にしていれば、価値あることにお金を使っていると自覚できるので、自分にとって、家族にとって何が必要なのか、不要なのかの判断をしっかりと見極めることが必要です。

 

使わないことにフォーカスしすぎない

お金を貯めたい一心で、お金を使わないことに集中することもあるでしょう。我が家もあります。でもそれって、楽しいですか?

我が家には夫婦で共通の趣味がいくつかあります。毎月のやりくりは「食費」「外食・レジャー費」「生活費」のシンプルに3種類のみなのですが、たまにする外食とカフェ時間がとても楽しみになっています。カフェで珈琲を飲みながら、仕事をしたり、読書をしたり、夫婦の会話を楽しんだりと、もしかしたら他の家庭よりカフェ代に費やすお金は多いのかもしれません。

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・結婚して変わったお金の使い方と意識の変化について→結婚して変わったお金の使い方と意識の変化

節約しなきゃと追いつめられてお金を楽しく使えなくなることより、収入が少なくても「楽しんでお金を使いたい!」と思います。それは夫婦共通の認識なので、価値観が合うことはとても大切だなと感じています。

楽しいことにお金や時間を使っているので、気分は良いですし、仕事やそれぞれの娯楽時間が有意義なモノになっているので、価値あることにお金を使えている実感を体感しています。

少しでも多く節約してお金を貯めたい気持ちはよーくわかります。1円でも多く貯められたら嬉しいですよね。もちろん大事なことですが、毎回毎回節約しなきゃ、お金を使わないようにしなきゃ、では楽しくありません。

「使うところは使う、ムダなことには使わない」これが我が家のモットーです。

自信を持ってお金を使う

お金を使う時は、自信を持って使いましょう。そうすることで、気分が全然違います。

「あ~お金がなくなっちゃった」
「使わなければよかった」
なんて思いたくないですよね。

お金と引き換えに、モノやサービスが手に入っているのです。後々ムダな事にお金を浸かってしまったと感じたら、同じような失敗をしないよう次から工夫すれば良いだけなのです。

お金を使わないようにしすぎると、「もうこれ以上お金は必要ないんだな、とみなされ、お金が入りにくくなるんだよ、」と父から教わりました。私の父は、家族のためにお金を使うことが大好きで、会えば美味しいご飯を食べさせてくれたり、たまに旅行に連れて行ってくれたり、私たち子どもに沢山お金を使ってくれます。(ありがたいです、本当に両親には感謝の気持ちです。)

父が言うには、「お金が気持ちよく出るから、またお金が入ってくる」「お金を使わないようにしすぎると、お金が入ってこない。だから厳しい予算の中で、やりくりに迫られる」のだと。

なるほどな~と思いながら、会うたび父からいつもお金のことについて学んでいます。父の言う通り、使った分だけ本当にお金が入ってきているようで、母から家計事情を聞いた時は驚きました!私も自分の家計をしっかり管理できるよう頑張ろうと日々意気込んでいます!

お金を使う時は、感謝の気持ちで送り出す

私は、お金を使う時は、「ありがとう」と感謝の気持ちで送り出すようにしています。価値あることにお金を使え、モノやサービスと交換できているのはお金のおかげ。お金は汚いなどとマイナスなイメージを持たれる方も多いと思いますが、お金があって私たちは生活できています。感謝の気持ちが芽生えるのは当然ではないでしょうか。

限られた収入の中で毎月必死にやりくりしていますが、お金に生活をコントロールされるのではなく、お金をコントロールできるような家計にできるよう、これからも沢山勉強していきます!