ミニマルな暮らし

便利すぎる?社会におけるミニマルな暮らしとは

今の世の中は「便利」な社会だと思いますか?どこに住むかによっても異なりますが、数年前、数十年前に比べてモノやサービスは変化していると感じます。

今や、実店舗に行かなくてもネットでモノやサービスを買える時代。スマホ1つであらゆるモノが買え、自宅まで届けてもらえる時代。注文してその日のうちに届く時代。

両親や祖母の話を聞くと、今の社会は「便利すぎる?」と言っても過言ではないくらい便利な世の中になったのだと感じます。今日は、そんな社会における「ミニマルな暮らし」について考えていきます。

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モノやサービスを買う慎重さ

沢山のモノやサービスが溢れる中、私たちは取捨選択をして日々モノやサービスを手に入れています。何を基準にモノやサービスが溢れているかは人それぞれの価値観ですが、hanaは「取捨選択する慎重さ」が必要だと考えます。

幼少の頃は、欲しい物があれば親におねだりしたり、自分で貯めたお小遣いで買ったりと、慎重に欲しい物を選んでいました。自分でお金を稼ぐようになってからはその「慎重さ」を忘れないよう意識しています。

お金があればモノやサービスが手に入る時代だからこそ、お金を使うことへの慎重さが不可欠です。そのモノが必要か否かをしっかりと見極めずに感情でモノを買ってしまうと、2~3日経てば家の隅に追いやってしまったり、買ったことすら忘れたりと、ムダ使いになる可能性があります。<関連記事>衝動買いは控えよう→とりあえず1週間待つクセをつける

不要なモノが増えれば、ミニマルな暮らしには到底程遠い生活になります。必要・不要の判断を見極めなければ「なんとなくあるモノ」となり、何が自分にとって必要なモノかの判断が曖昧になります。

便利な世の中になっているからこそ、モノやサービスの取捨選択を慎重に行うことが必要不可欠です。

早い配達の裏には

今の便利な時代の1つに、「ネットであらゆるモノやサービスを購入できる」ことが挙げられます。ネットに繋がりさえすれば、PC、テレビ、テレビ、ベッド、洗濯機、冷蔵庫などの大型家具からお米、食材、生活用品など生活における必需品などあらゆるモノが買えます。クリック1つでモノが買え、配達もしてくれるサービスで、ますます便利な時代になりました。

居住地や人によってはこのサービスが生活に欠かせないケースがあります。スーパーやドラッグストアまで往復○○㎞かかるという場所に住んでいる方、ご高齢の方でなかなか出歩けない方だと、「配達サービス」というのは生活に欠かせないでしょう。

最近は、早い配達を売りにしているサービスが目立ってきたことです。注文すればその日のうちに届く画期的で便利すぎるサービス。私は、この過度な「早い配達」の裏には深夜労働を強いられている方がいるという現実にも向き合うことが必要であると考えます。

便利でありがたいけれど、その裏には深夜労働で働いている方々がいるという事実も知るべきです。便利な時代になっていますが、その裏にはそれを支える方々がいて成り立っていることを忘れてはいけません。

 

自分たちの価値観で生活をする

便利すぎるかの判断は個々人の価値観によって決められます。便利すぎると感じる人もいれば、便利すぎるとは感じない方もいるでしょう。大切なのは、どんな社会になっても「自分たちの価値観で生活をする」ことだと考えます。他者目線で物事の価値を決めたり、判断したりするのではなく、自分たちのものさしで生活の基盤や基準を作っていくのです。

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自分たち基準で、どんなモノやサービスがあれば快適な暮らしを送ることができるかを考えることが不可欠です。他者目線で生活を創り上げては窮屈になりますよね。私は以前、モノで溢れかえっていて窮屈さを感じていました。そんな中出会った「ミニマリスト」、究極にモノを減らすことだけに集中するのではなく、必要な分だけを意識する暮らし。モノ、サービス、情報が溢れる世の中だからこそ、しっかりと自分に合うモノだけを選びたいと思うようになりました。
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情報の取捨選択も大切です。
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モノ、サービス、情報を必要な分だけ選べる力が、今の時代には必要なのではと考えます。