こんにちは。hana(@minimal000)です。
いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。
前回は2019年4月の家計簿をご紹介しました。
財産目録と聞けば会社や団体などだけで使われているイメージがありますが、家庭に用いることを私はオススメしています。
毎月の収支とは別に財産目録を作成することで資産と負債を管理することができるので、現時点でのお金の状況を把握することができます。
そもそも財産目録とは
毎月の家計簿だけではなく財産目録も作成することで、資産と負債を管理することができることは冒頭でお伝えしました。
財産目録は年に1度だけ作成される方もいらっしゃるかと思いますが、我が家は負債が多く、こまめに管理することで資産と負債の推移をじっくり見ることを目的としているので、毎月作成しています。
一定時期における企業の資産と負債について、個別的に価額を付して記載した明細表のこと
出典:辞書(デジタル大辞泉)
財産目録の重要性
毎月のやりくりで「今月は予算内に抑えられて大満足」「今月は〇〇円貯蓄できた」と月ごとで管理し見直すことも大事ですが、資産と負債の推移も常に把握することで、長いスパンで家計管理することができます。また「まだこんなに負債があるから純資産はマイナスだな」などの判断材料にもなります。
月ごとの収支だけではなく、資産と負債という大きなカテゴリーで家計を見ていくためにも財産目録は不可欠です。
月次の予算・支出管理だけですと、どうしても月だけに焦点を当てがちです。貯蓄が多くても、実は負債(住宅ローン返済費用、奨学金返済、車のローンなど)が貯蓄額より多くなっていることもあります。
月末に資産と負債を明記し、年末には年間の資産と負債を確認することが非常に重要です。面倒でも毎月のお金の流れ、そして資産と負債の状況も把握することをオススメします。
2019年4月の財産目録
① 財産
今月分 | 合計 | ||
---|---|---|---|
普通預金 | 貯金 | 39,978円 | 811,569円 |
子ども貯金 | 35,002円 | 539,280円 | |
合計 | 74,980円 | 1,350,849円 |
② 財産
今月分 | 合計 | |
---|---|---|
財形A | 3,000円 | 202,018円 |
財形B | α | 738,409円+α |
学資 | 10,000円 | 90,000円 |
合計 | 13,000円+α | 1,030,427円+α |
③ 積立
今月分 | 合計 | |
---|---|---|
特別支出 | 18,000円 | 67,000円 |
奨学金繰越返済 | 0円 | 344,108円 |
子ども | 0円 | 270,000円 |
旅行 | 0円 | 130,001円 |
家具・家電 | 0円 | 200,000円 |
車関連 | 0円 | 50,000円 |
交際 | 0円 | 21,000円 |
医療 | 0円 | 22,000円 |
コンタクト | ▲13,000円 | 13,000円 |
支払口座(繰越分) | ▲7,015円 | 13,194円 |
ふるさと納税 | 0円 | 20,000円 |
合計 | ▲2,015円 | 1,150,303円 |
④ 負債
今月支払い | 残高 | |
---|---|---|
奨学金 | 53,000円 | 1,523,000円 |
合計 | 53,000円 | 1,523,000円 |
https://minimal000.com/post-132
純資産
上記①〜④のように、資産と負債を出しました。
次に純資産を算出します。純資産の出し方は、以下の計算で簡単にわかります。
資産ー負債=純資産
これを我が家の資産と負債に当てはめると以下の通りです。
((①+②+③))ー④=純資産 | ||
---|---|---|
△2,008,579円 | ||
先月比:△238,965円 |
2017年1月に貯蓄0円からスタートさせ、負債が多い中、現在は純資産がプラスになるまでに家計管理ができています。
我が家の貯金額カウントについて
貯金としてカウントするのは毎月の強制預金額(10,000円)と収入余剰金のみカウントしています。
固定変動費支払専用口座でキープしているお金は、近い将来使うためのお金なので貯金としてではなく、積立としてカウントしています。
積立は貯金額ではなく、資産として計上しています。いずれなくなるお金なので、貯金額には含めていません。
家計管理は透明性が大事!
貯蓄が多くても負債が多ければ、純資産はマイナスになります。毎月上手にやりくりすることだけに集中してしまうと、資産と負債の管理がおろそかになります。プラスで終えられたから良かった!ではなく、財産目録を用いて現在のお金の状況を確認しましょう。
お金の状況を把握するために、不透明な部分をなくすことが重要です。
家計簿だけでなく、財産目録を用いて資産・負債の確認をすることで、月・年単位の家計管理だけではなく、数十年という中・長期単位でお金の状況を把握することも可能です。
我が家は負債(奨学金返済)が多いですが、まずは少しずつ貯蓄を増やしていくことを目標にしています。
月次予算の余りの行方
毎月のやりくり予算が余ったら、今は全額貯金にまわしています。
2019年5月の収入と予算
5月の収入と予算は下記の通りです。
(参考:minimal000)
予算は270,000円なので、余剰金が1,818円でした。こちらは貯金口座にうつしました。
月初めですでに先取り貯金(10,000円)と余剰金(1,818円)の合計11,818円が貯金にまわせていることになります。
しっかり予算立てをしていると、自信を持って貯金にまわせるので安心します。予算を立てることの大切さをつくづく実感します。
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