こんにちは。hana(@minimal000)です。
あと2ヶ月後には年度末で、社内はバタバタ慌ただしくなる時期ですよね。
決算、人事異動、4月からの新しいスタート準備など、あっという間に時間が過ぎていきます。そんな中で、昇給や賃金アップを目指して頑張っている方も多いのではないでしょうか。
仕事が評価されて、それに見合ったお給料をもらえたらモチベーションがあがりますし、何よりお金が増えて嬉しいですよね。
さて今回は、働く女性にすすめる給料の貯め方と活かし方に触れていきます。
働く女性のお金の貯め方と活かし方
ほとんどの方が生活のために働いていると思いますが、満足した貯蓄はできてきますか?
限られた収入の中でどうやりくりし、どの程度貯蓄にまわしていますか?
我が家は予算をしっかりと立てていますが、毎月高額な貯蓄はできていません。しかし少しずつコツコツと積立は貯蓄をしています。
今回は私がオススメするお金の貯め方と活かし方についてご紹介します。
1.目的をもって貯める
どのような目的でお金を貯めていますか?
- 老後の生活のため
- 急な病気や失業など不測の事態に備えるため
- 欲しい物を購入するため
- 家族が不自由なく暮らしていくため
- 子どもの教育費のため
など人によって様々でしょう。
私も1人暮らしをしていた時は、欲しい物を購入するためはもちろんのこと、不測の事態になったとき、当面暮らしていけるようにと貯めていました。欲しい物があったらいつでも購入できるようにと貯蓄していたものの、明確な目標がなかったため、ただなんとなく貯蓄していました。このなんとなくが、今振り返ると考えが甘かったなと思います。
なんとなく貯めていると、少しずつ貯蓄できるかもしれませんが、明確な目標を持たない限りは一生懸命になることができません。
- 今月〇〇円余ったから貯蓄しよう
と「収入-支出=貯蓄」という考えになってしまいがちです。
自分は今、何のために貯蓄しているのか、ということを明確にし計画的に貯めていけば、貯蓄するのが楽しくなるはずです。「収入-貯蓄=支出」を徹底することで、余ったから貯蓄するのではなく、先取貯蓄で効率的に貯めることができます。
また、働く女性にとっては資格取得のための費用や、レベルアップのためにお金を費やすことも多いと思います。「何かを学びたい」!と思った時に貯蓄がなければ困りますよね。
- 〇年以内に〇〇の資格取得をするために貯める
- 今年は〇〇に旅行に行く
などと計画的に貯蓄目標を立ててみましょう。節約・貯蓄が楽しくなるはずです。
2.不測の事態に備え、しばらく暮らせる貯蓄を目指す
どのくらいの貯蓄がありますか?
何かあって急に働けなくなったり、不測の事態で職を失ってしまうということも100%ないとは言い切れません。安定した職に就いていたとしても、病気やケガで一時的に働けなくなることもあります。そんなときに、貯蓄がゼロですと生活していくのもやっとです。(色々手当や給付金が出るかもしれませんが)
何かあっても、しばらくは暮らしていけるという貯蓄額が必要です。最低半年間は生活できる貯蓄を常に口座に蓄えておくことが大事です。
ご自身や家族が毎月どのくらいの生活費の支出があるのかご存知でしょうか。毎月の金額×半年間といえば相当の金額が必要です。
1人で家計を支えていく方はもちろん、いざとなった時でも、安心して暮らせるように、必要な貯蓄は最低蓄えておきましょう。
3.やみくもに貯めず、キャリアアップのために上手に使う
貯蓄には目的があります。
冒頭でも触れましたが、
- 老後の生活のため
- 急な病気や失業など不測の事態に備えるため
- 欲しい物を購入するため
- 家族が不自由なく暮らしていくため
- 子どもの教育費のため
など様々ですよね。
私も昔はよく、やみくもに貯めていました。明確な目標、近い目標がなかったのでなんとなく貯蓄していました。
ただ働く女性にとっては、自身のキャリアアップを図りたい方も多くいると思います。私もそうでした。そのために、資格取得したり、スクールに通ってみたりと、もちろんお金もかかりました。
ただ貯めるだけでなく、自身のキャリアアップ、昇進、賃金アップのためにも賢く自分に投資することも必要です。明確な目標を立て、計画的に使いましょう。
4.月の支出額を把握し、計画的に貯める
毎月の支出額を把握することは、お金を有効活用する上で非常に重要です。
把握しているのとしていないのとでは、雲泥の差があります。
例えば、毎月の支出額を把握していないAさんのケースをみてみましょう。
<Aさん>(「収入-支出=貯蓄」の考え)
- まず収入から毎月の決まった固定費などを支払う
- その他の生活費も払いつつ、〇〇円程度自由に使えるお金だろうと考える(支出額を把握していないので、思ったより少ない・多いという感覚がうまれる)
- △△円は自由に使おうと思いつく
- (キャリアップにつながる)◎◎に使いたいけど、今月すでに△△円使ってしまったのでお金がない。仕方ない、貯蓄に回そうと思っていた◯円を使ってしまう
- 結果、貯蓄しようと思っていたができず、目標に向けた貯蓄ができない(キャリアアップにつながることも出来ないまま)
このような考え・やり方ではいつになっても計画的に貯めることができませんし、効果的なお金の使い方・活かし方ができません。
では次に毎月の支出額を把握しているケースをみましょう。
<Bさん>(「収入-貯蓄=支出」の考え)
- 毎月の支出額を把握している
- 収入からまず先取り貯蓄をし、その他のお金で毎月の決まった固定費、生活費を支払っていく
- 〇〇円(先取り貯蓄分)は◎◎のために使うお金としてコツコツ貯めていく(決して手をつけない)
- 先取り貯蓄の目標金額◯円に達したから、◎◎に使う
とてもシンプルです。
毎月の支出額を把握しているので、先取り貯蓄額も無理のない程度で設定できます。
また、先取り貯蓄をすることで余った金額を貯蓄に回すのではなく、先取り貯蓄分をひいた残りの金額で生活しようと癖がつきます。生活費が足りなくなれば、翌月の先取り貯蓄を低く設定し直すこともできます。
さらに先月や前年比と比較し、使い過ぎたのであれば月の予算を組み直したり、節約をもっと頑張ろうと決めたりと、計画的に行動できます。
Bさんは家計管理を計画的に行うことができ、必要なことにお金を有効活用できます。また先取り貯蓄分を明確な目標に向け貯めていくので、目標金額に達したら自身のキャリアアップや自己投資などにお金を使うことができます。
毎月の支出額を把握していないと、ただなんとなくの貯蓄になってしまい、貯蓄が思うように進みませんし、自己投資も不安です。
働く女性にはただ貯めるだけでなく、更なるキャリアアップのために賢くお金を使うことも必要です。毎月・年間の予算を組み、計画的にお金を貯めていき、活かすことが大切です。
貯蓄をしっかりし、意義あるものにお金を使う
しっかりと貯蓄する分、使う分を計画的行うことが大切です。使いたいときに使えない、お金がないのは避けたいですよね。
何のためにお金を貯め、使うのかを考えながら行動にうつすと、お金と上手に付き合うことができます。