からだを整える

夏だからこそ食品の保存に気を付けよう。

先日、テレビを観ていたら気になる特集が!「食品の保存方法」について放送されていました。我が家は間違っていないよね?と少々不安になりながらもテレビにくぎ付けでした。

夏はすぐに食品がダメになりがちです。適切な保存方法で美味しく食事を頂きたいですよね。今日は私が学んだ「食品の保存方法」についてシェアします。

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常温、冷蔵庫、冷凍庫に入れておくべきもの(調味料とパン)

常温で良い物、冷蔵庫に入れておくべき物の区別は難しいですよね。野菜や生モノの保存方法はなんとなく理解はしていたものの、「調味料」については、ほとんどを常温保存していたhana家。テレビでは「えっ!それ冷蔵庫?!」と目を疑うものがありました。

<常温保存すべきもの>
・一味
・ごま
・砂糖
・塩
・酢
・はちみつ
・日本酒(開封後は冷蔵庫)
・料理酒
・ごま油
・ワイン(時間が経つと褐変してくるので注意)

<冷蔵保存すべきもの>
・醤油
・七味
・味噌
・めんつゆ(開封前は常温でOK)
・ソース
・マヨネーズ
・ケチャップ
・バター、マーガリン
・メープルシロップ
・米(数キロも冷蔵庫保存は難しいので、ペットボトルに入れ、とうがらしを一緒に入れておくと良い)

 

<冷凍保存すべきもの>
・パン(ラップに包む)
ほとんどが常温で構いませんが、醤油、七味は意外でした。七味は一味と異なり、色々なモノが中に入っているので菌が繁殖しやすいです。醤油は空気に触れることで酸化が進み、色や香り、風味が落ちてしまいます。冷蔵保存することで酸化やカビの繁殖を抑えることができます。

パンに関しては、少人数の家族であれば消費期限のうちに食べきることが難しい場合がありますよね。そんな時は、一枚ずつラップに包み冷凍庫へ保存します。解凍する際は、自然解凍です。冷凍保存後は、なるべく早く食べきりましょう。

その他の食品

その他にもいくつかご紹介します。正しい保存方法で美味しい料理を作りましょう。

<玉ねぎ、じゃがいも>
芽が出てきますので、日の当たらない暗いところで保存。カットしたら冷蔵庫に入れましょう。

<手作りの梅干し>
塩分が15%以上であれば、抗菌作用があるため常温保存可能。

<バナナ>
バナナの皮はすぐに黒くなります。皮をむき一本ずつラップに包んで冷蔵庫へ入れましょう。バナナアイスとして冷凍庫へ入れるのもオススメですよ!(我が家では定番です!)

<納豆>
納豆はもともと発酵しているので消費期限をそこまで気にしていない方も多いと思います。ですが食品ですので、なるべく早く食べましょう。また納豆は製造日から冷凍保存で2~3ヶ月持つそうです。解凍する際は、電子レンジはNG。自然解凍で解凍しましょう。

<インスタントコーヒー>
インスタントコーヒーは水分が2.5%しかありませんので常温保存可能です。しかし豆は、香りや風味が損なわれるため、冷凍保存しましょう。

<アイスクリーム>
アイスクリームは-18℃以下で保存されている限り、賞味期限はありません。しかし開封後は、2~3日以内に食べきりましょう。

要注意食品

食品の中には、注意して保存するモノがあります。

<ブロッコリー>
ブロッコリーは、他の野菜や果物の成長を促進させたり、また老化させたりするエチレンガスを大量に排出しています。老化成分が野菜室を充満すると、他の野菜を腐らせる原因になりますので注意しましょう。

しかし腐らせるだけではなく、成長を促進する良い面もあるので、一緒に保存する野菜を注意すれば大丈夫です。代表的なものが、きゅうり、キュウイフルーツです。まだ硬くて食べるのが早いなと感じた時に、エチレンガスを多く排出するものを一緒に保存をするとスピード熟成してくれます。
保存方法は、頭の部分をペーパータオルで包み、ボリ袋に入れて冷蔵保存しましょう。

<煮出し麦茶>
夏になれば、自宅で麦茶を作る家庭は多いでしょう。簡単に作れ、コスパが良い飲み物なので愛飲されている方は多いと思います。しかし、自宅で作る麦茶は直ぐに悪くなってしまうことをご存知ですか?

麦茶は、ゆっくり温度を下げている間に雑菌が増殖します。てっきり熱湯を使っているから大丈夫と思いがちですが、雑菌の繁殖が早いのです。煮出した後は、氷水で休息に冷やして冷蔵庫に入れましょう。

いかがでしたか?夏は食品が腐るスピードがはやくなります。常温、冷蔵、冷凍、各保存方法を大いに活かして、食材を傷めず美味しい食事をいただきましょう。