ミニマルな暮らし

なぜ私はミニマリストになる道を選んだのか

こんにちは。hana(@minimal000)です。

私は「ミニマリストは、必要最小限の物を持って、最大限に人生を豊かに暮らす人」と定義しています。

ミニマリストとはどんな人?こんにちは。hana(@minimal000)です。 最近、じわじわと人気急上昇ワードになっている「ミニマリスト」。皆さんも一度は...

私はミニマルな暮らしを目指していますが、物質的な豊かさを求めるのではなく、本当に自分が必要な物で幸せにしてくれるもの(目に見えるもの、見えないものの双方)で心からの豊かさを求めています。

hana
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今回は私がミニマリストを目指したきっかけについてご紹介します。

物に支配されているという感覚を覚えた時はゾッとしました。  

ミニマリストを目指したきっかけ

大学進学とともに経験した1人暮らし。親元を離れさみしい気持ちがありながらも、厳しかった親元から離れられる嬉しさも感じていた私。

自分の好きなように暮らし、好きな時間にご飯を食べ、好きなことに打ち込めるのが、とても嬉しかったことを覚えています。

そんな中一番幸せに感じていたのは、好きな物・欲しい物を好きなだけ買って好きなように部屋におけるということ。当時は学業の合間をぬってアルバイトをしていましたが、もらった給料は全て物の購入代金へと消えていました。

欲しい物があれば、何かを削ってでも手に入れ、それが幸せだと思っていました。当時は食費を削ってまでも手に入れていましたね。

そんな生活をしているとき、ふと気づいたんです。私は「物に囲まれて暮らしている」のだと。

気付いた時には、クローゼットに似たようなデザインや素材の服。

靴箱には、同じような服。(これがどうしても似てしまうのですよね。)

新商品のコスメが出たら、使い切る前に新しい物を購入。

家の中は、自然と物で溢れていきました。

20代の頃は、物質的な豊かさで満足を得られ、幸せだなと感じることが多々ありました。若かった私は「物に囲まれてるな」程度でしか物事を考えていませんでした。

しかし30代、40代、50代、老後…と今後の私の人生において、物に溢れ窮屈だなと感じる毎日が、果たして本当に幸せなのか。そんな時に、じわじわと「ミニマリスト、ミニマル、ミニマム、断捨離、シンプル」という単語が私の頭の中で駆け巡り、「これだ!」と思い立ったのです。

物質的な豊かさで得られる幸せではなく、より本当に自分が幸せと感じるものだけで暮らしていきたい

と考えるようになりました。

ここから、私の「ミニマリストへの道」に繋がっていくのです。

ミニマリストは誰にでもなれる?

もちろんなることができます。

自分で「私はミニマリストです」と宣言し、自分が納得のいく生活を目指すだけです。

結局のところ、ミニマリストの基準というのは誰かによって決められるものではなく、自分の幸福度のものさしで決められるものだと思うんです。

Aさんにとって、○○で幸せに感じることでも、Bさんにとっては○○で幸せに感じないことだってありますよね。人によって幸せに感じるところは違いますので、自分にしか幸福度のものさしは決められません。

自分が幸せに感じるものさし・基準が大切

ミニマリストの基準は物の量や個数で決まっているわけではないので、「こうすればミニマリストである」というものではありません。また個々人の基準なので、他の人に強制することもできません。

単なる物だけに焦点をあてて考えるのではなく、考え方、尊重するモノ・コト、など複合的要素が含まれています。多くの物や情報に埋もれて、本当に必要な物が見えなくなったりして、生活が窮屈になってしまったり嫌気がさしてしまっては、悲しいですよね。

自分が幸せに感じるものさし・基準でライフスタイルを確立していくことが大切なのです。

結局は自分の考え方、感じ方次第

ミニマリストは、大量生産・大量消費の現代社会において、周囲に流されず自分に必要な物だけを取り入れていきます。

なんでもかんでも、モノ(目に見えるもの、見えないもの)を取り入れ、スペースがなくなるほどパンパンに詰め込みすぎるのは良くありません。

単に「モノを全部捨てなさい」というのではなく、選択肢で溢れている現代において何が自分にとって必要なのか、不必要なのかをきちんと見極める必要があると思うのです。

私たちはあまりにも多くの選択肢で囲まれています。流されて不本意で物を手にしてしまっていませんか?

時にはゆったりとした時間や空間の中で、改めて自分と向き合い「自分にとって幸せとは何か」ということにおいて考えてみてはいかがでしょうか。