こんにちは。hana(@minimal000)です。
前回までに、家計管理の方法についてご紹介してきました。
我が家は2017年1月から夫婦の財布を1つにして家計管理を始めていますが、以下の本を参考にしています。こちらの本は運命だと感じた本で、とてもわかりやすく、考え方が腑に落ち、すぐにでも実践したいと思える本でした。
私が考えていた家計管理法と似ていた部分も多く、これならしっかり管理できるかも!と本を読み進めながら感じていたのを今でも鮮明に覚えています。
2017年から夫婦の財布を一元化することに決め、タイミング的にもバッチリで何かの縁だと思いました。まずはこの本に書かれている通りに家計管理をし、合わないところは徐々に我が家のやり方に変えていくことにしました。
家計管理の方法
初めてこちらの記事を見て下さった方のために、前回までの記事をご紹介します。お時間のある時に参考にしてくだされば幸いです。
家計管理を始める前には前年の年間支出額、特別支出、収入・ボーナスなどの収入予算、支出予算を出すことが大切です。
それぞれの家庭に合った家計管理の仕方があると思います。私も独身時代から今に至るまで様々な家計管理方法で管理してきました。通帳を1つでやりくりしてみたり、複数(こんなに必要か!?と思うほど)でやりくりしてみたり、財布を2、3つに分けてみたり、家の貯金箱を利用していみたりと様々な方法で行ってきました。
独身時代と結婚してからではお金の使い方が変わりましたし、意識もみちがえるほど変化しました。今回は、家計管理において私が大切にしていることをご紹介します。
結婚してから変わったお金の使い方と意識の変化
1.自分だけの物欲が減った
まずは、自分だけの物欲が減りました。
独身時代は、好きなことや旅行にお金を使うために仕事を頑張り、日々の生活をやりくりしていました。お金の使い方は自由でしたし、好き勝手使っても誰に何も言われませんでしたので、いわば自分だけの欲のためにお金を使っていました。
普段の生活の上質さも求めていましたが、それ以上に趣味の旅行(国内外問わず)、投資費用(美容、語学など)、値が張る一生ものの衣服、バッグ、靴などのファッションアイテムにお金をつぎこんでいました。当時は満足していましたし、今振り返ってお金の使い方を後悔しているわけではありません。
値が張った衣服・バッグは今でも愛用していますし、投資のおかげで今の私がいると思いますし、国内外の旅行だって素敵な思い出と視野の広がり、価値観の変化があったりと自身の成長のためになりました。
しかし結婚してからは、自分だけの欲が減ったのです。旅行が趣味でなくなったわけでもありませんし、ファッションアイテムに興味がなくなったわけでもありません。
ただ、以前より自分だけの欲がなくなったのです。最初は自分でもなぜ?と不思議に思うことがありましたが、夫婦のために、家族のためにお金を使いたいと考えるようになったのです。
夫婦、家族の幸せになるなら趣味の旅行に思う存分お金を使いたいですし、将来のための投資、オシャレだって楽しみたいです。
欲への基準が「自分だけ」から「家族も」へシフトされたのです。自分の欲ももちろん大事ですが、私にとってまず考えることは自分だけではなく、「家族も一緒に」がベースです。「家族の幸せのために何にお金を使うか。」日々大切にしていることです。
2.本当に大切な物・必要な物にしか手にしなくなった
次に、物欲が減った原因として、「本当に大切な物、必要な物にしか手にしたくない」という気持ちが以前よりアップしたことが挙げられます。
このブログを読んでくださっている方はご存知でしょう。私は大学生の頃、物に囲まれた生活を送っていました。欲しい物はとことん手にし、似たような物が増えても断捨離できず、収納ボックスの山になってしまいました。人が来るときは、クローゼットに押し込んだりしたことも少なくありませんでした。
そんな私が断捨離をし、現在「ミニマリスト」の道を歩んでいます。断捨離を始めたころより、現在は物が確実に減っていますし、本当に必要な物・大切な物しか残していません。
必要な物・大切な物にしか囲まれない生活は本当に心地よいですし、家の中も私の心もすっきりします。ぎゅうぎゅうに詰め込まれた状態ではなく、余裕が生まれるのです。家にも心にも余白を設けることで、余裕あるスペースが生まれます。
気持ちに余裕が持てることで、人に気持ちよく接することができるので、私自身や家族に心のゆとりができます。もちろん衝突することも減りますし、相手の気持ちに立って物事を考える余裕も出てくるわけです。
「なんでもかんでも手にいれる」、「欲しい物は買う」のではなく、一旦立ち止まり「それは私(家族)にとって本当に必要な物?大切な物?」と問いかけるようになりました。
家族ができると、自分だけではなく相手(家族)がいますので、自分基準ではなく相手(家族)の基準も大切にするようになったのです。独身時代から「断捨離」に手を出していてよかったなと思っています。
3.予算内でやりくりするようになった
予算内でやりくりするようになったのも結婚してからです。独身時代は、予算内というよりは収入の範囲内でやりくりしようというスタイルだったので、費目ごとに予算は決めていませんでした。アバウトでやりくりをしていたのです。
「毎月決まった強制預金以外は、自由に使える」というシンプルな家計管理をしていました。強制預金のおかげで、ある程度まとまったお金は貯まっていたものの、「本当に必要な物・大切な物」かをきちんと判断しないで買ったものは多々ありました。独身時代は、アバウト家計管理だったので、今振り返ると家計管理に対しての考え方・意識が違っていました。
結婚した当初は夫婦別で家計管理をしていたものの、自分の中で「今月は〇〇円におさえるようにしてみよう」と決め、毎日を送っていました。
夫も几帳面かつまじめな性格なので家計簿をしっかりつけていましたし、私ももちろんつけていました。毎月のそれぞれの収入、支出(我が家は費目ごとに担当をつけていました)の把握もお互い公開していましたので、使い過ぎた月や、何に思ったよりお金を使ったのかの話し合いや共有をよく行っていました。
2017年からは家計を一元化することから、今までよりもさらに「予算」を意識し、「2人で協力してやりくりする」という意識が生まれました。家族の幸せ・夢・目標に向かって努力し、目標達成に向かおうと共通の意識が芽生えたので家計管理に拍車がかかりました。
アバウト家計管理ではなく、費目ごとに予算立てをし、計画的な家計管理をすることが我が家には必要だと考えています。どんぶり勘定ではなく、しっかりと長期的なプランを立てて毎月・毎年の家計管理をしています。
4.家族の幸せを考えるようになった
お金の使い方の意識変化として、家族の幸せを考えるようになりました。買う前には一度「それは私(家族)にとって本当に必要な物?大切な物?」と問いかけたり、夫に判断を仰いだりと、やみくもに買うことはなくなりました。
毎日・毎月・毎年の近い将来のためのお金の使い方だけを意識するのではなく、中・長期的なプランの達成のためにも、日々「家族の幸せ」のために何をすべきかを考えるようになりました。
目の前に迫っている支出(数ヶ月・1年以内)だけではなく、長い目でみた支出(数年後~老後など)のために、今できること、家族の幸せのためにできることを考え、行動しています。
5.家族との目標・夢に向かって、お金の使い方を考えるようになった
家族の幸せを第一に考え、共通の目標のために、お金を使っていきたいと思うようになりました。自分だけの欲のためにお金を使うのではなく、まずは「愛する家族」がベースにあります。
家族の幸せ、目標のために「今こうしよう」「お金はこう使おう・貯めていこう」と夫婦・家族間で目標や夢の共有をし、前に進んでいます。とても楽しく、家族のことを考えているだけで幸せな気持ちになります。
それは私自身が大切な物・必要な物にだけ囲まれ、心のゆとりが出来、愛する家族に余裕をもって接し、幸せを感じることができるからだと思っています。
私がまず幸せでなければ家族を幸せにすることはできません。家族みんながハッピーで暮らせるよう、家族との目標・夢のために毎日幸せに暮らしています。
このように、結婚してからはお金の使い方・考え方が変わりました。自分だけの生活ではなく、愛する家族、守るべきものが増えると自然と意識に変化がありました。今回ご紹介したのは私の個人的な変化・意見です。みなさんはいかがですか?
自分や家族が幸せであり続けられるよう、毎日に感謝し楽しみながら生活していきましょう。