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ミニマル思考になった環境と考え方の変化とは

hanaは幼少期からモノをたくさん持っていました。小学生の頃から集めだした文房具、雑貨類、特にシールや便箋・封筒を集めるのが好きでした。

中学生、高校生になるとお小遣いで買える範囲の洋服、靴などのファッションアイテム、高校生後半からはメイクにも興味を持ち始めました。大学生になるとアルバイトもしていたので、欲しい物は頑張ってお金を貯め購入するという日々を送っていました。<関連記事>hanaの過去について→ミニマルな暮らしと貯蓄0円からの節約家計簿管理人のhanaとは

社会人になる前の私は、モノが多い、少ないだとか考えたこともありません。「収納しきれないから収納スペースを増やそう」「これは高かったから捨てるのはもったいない、とりあえずとっておこう」という思考で物を判断していました。

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今回はそんな私がミニマル思考になったきっかけをお伝えします。
モノを買う時間が減った社会人になりたての頃

晴れて社会人になった私は、毎日朝から晩まで仕事に打ち込みました。社会人になってからもらう給料は、大学生の時にアルバイトしていた金額より数倍も多く、大変嬉しかったのを覚えています。初任給は親へ感謝の気持ちを込めてプレゼントを渡し(遠方にいたため、食事のプレゼントはできず…。)、今までの感謝の気持ちを伝えました。

また毎月3万円~貯蓄を始め、結婚する前までには10万円を貯蓄することに成功していました。それくらい仕事にはげみ、給料をもらっていました。おかげさまで、大学生の頃よりモノを買う時間が減り、自然と「モノが増えない=お金が減らない」スタイルで数年生活していました。

社会人になってからは、職場での洋服、靴、礼儀としてのメイクアップ、仕事をする上での必需品を持っていればOKでしたので、毎日私服を着ていた学生時代よりお金を使いませんでした。また新しいモノをしょっちゅう調べる時間なんてとっている余裕はありませんでしたので、欲しいという欲もさほどありませんでした。仕事の疲れで帰ってきたらとりあえず休んで寝たい!そして仕事の勉強!というのが普通でした。

そんな社会人生活のスタートでしたので、モノを必要以上に買ったり、欲しい!という欲が学生時代よりありませんでしたので、結果としてモノが物凄く増えるという経験はありませんでした。

 

旅行にお金を使うという喜び―モノより経験

しかし社会人となったら遊びも変わります。お酒も飲めるようになったので、友人と行くご飯やデートの際は、学生の頃とは数倍の金額が外食代として消えていました。美味しい物を食べるのが大好きなので、気になるお店や美味しそうなお店を見つけては食事に行っていました。ケチケチしていたわけではありませんでしたし、「美味しい物を食べることで仕事を頑張れる」というモチベーション維持にもつながっていたので、良い経験をしたなと思っています。

またお金の使い方に変化を感じたのは、入社半年過ぎた頃でした。人並みに生活費を稼ぎ始めた頃、モノにお金を使うことより「旅行に使いたい!」と考えるようになりました。運が良いことに親しい友人も皆旅行好きでしたので、お金を貯めては色々なところへ行きました。国内外問わず、沢山の経験をしました。今では良い思い出となり、価値ある経験をしました。

モノより経験を大事にしていましたので、モノに執着するという考え方はありませんでした。また1人暮らしをしたいたので、部屋も大きいわけではありませんでしたし、モノを買えばモノに占領されてしまうので、1つモノを買ったら何か捨てなきゃいけないという考え方もできるようになりました。

毎日の仕事で疲れて帰ってきて部屋がモノで占領されていたり、汚かったりするとテンションが下がりますよね。仕事に打ち込んでいたころに、モノへの執着心がなかったですし、必要以上のモノを欲しいという欲がなかったのは良かったのかなと感じています。

夫との出会い―1つのモノをとことん大切にするという考え方

さらに運が良いことに、夫との出会いがミニマル思考へ更なる加速をもたらしてくれました。夫は1つのモノをとことん大切にします。手に入れたモノが思ったより高かったモノであれば、尚更それまでの過程(頑張ってお金を貯めたこと、手に入れるまでが自分のモチベーションにどう影響していたのか)をしっかりと思い出し、大切に扱います。(安いモノだからこそ扱いが適当というわけではありません!)

私の個人的な考えですが、女性は同じようなモノを買ってしまったり、安いモノを何枚も買ってしまったり、男性からみたら「え!同じモノ持っていない?似ているモノあるでしょ!」と思うようなことを普通だと考えてしまう傾向があるように思います。夫にも何回か「似たようなデザインの持ってなかったけ?」と言われたことがあります。私からしたら微妙に違うデザインであって購入を検討していたものでも、夫は私の持ち物を覚えていて「それはどうやって着こなすの?使用頻度は高くなりそうなの?」とグイグイと突っ込んでくれます。1つのモノをとことん大切にし、使えなくなるまで、または「もういらない」と思うまで大切にします。そんな夫の姿勢をみて、「ただ可愛いから欲しい、みんなが持っているから欲しい、とりあえず惹かれたから欲しい、買う」ではなく、本当に必要なモノかを吟味してからモノを購入するようになりました。

夫がまだ彼氏であった頃からです。本当に良い人と付き合えたなと心から思えます。性格も素敵ですが物事への考え方は見習うべきところがたくさんあります。

結婚―モノに左右されない人生

彼と結婚し幸せな生活を送っていますが、モノに左右されない人生を目指しています。高価なモノを持っているから良いとか、モノが多いから良いとか、モノで物事を判断したり、他人の目を気にしてモノを手にしたくはありません。<関連記事>
他人目線は気にしない。大切なのはあなた。→世間体を気にすると物だけでなくストレスも溜まる。気にしない方法とは

誰のために生きているのでしょう。見栄をはりたいから「これを買わなきゃ、持たなきゃ」というのは悲しい気がします。自分がこれを手にして幸せ!と思えるようなモノに囲まれたくありませんか?モノで左右される人生は歩みたくありません。

自分・家族が理想とする暮らしへの考え

ミニマルになるならないは別として、生きていく上で、生活していく上で、私は必要なモノだけで暮らしていきたいと思っています。モノが増えることで片づけが増えますし、モノによる占領で自分がくつろげるスペースが減ります。ましてそれが不要なモノであれば悔しいですもの(笑)いきなり大掃除するのは大変ですから、日々不要なモノを家に取り込まないことが大事です。

自分や家族が暮らしやすい暮らしを目指し、理想形に近づけるようこれからも工夫していきます。<関連記事>ミニマリストとは→最近、注目を浴びている「ミニマリスト」。いったいどんな人を指すのか。

必要最低限のモノで豊かな暮らしを追求する。不要なモノや作業をなくし、シンプルな暮らしを目指せば心にゆとりができ、時間を有効活用できます。このようにムダを省いた小さな工夫の積み重ねが、自分や家族を豊かにさせてくれると考えています。<関連記事>持たない暮らしでゆとりを生み出します。→持たない暮らしで、ゆとりある時間をつくる

モノに自分がコントロールされるのではなく、モノを巧みにコントロールしているイメージでミニマルな思考をこれからも養っていきたいと考えます。

みなさんにとって暮らしやすい生活とは何ですか?
理想な生活はどんなものですか?

考えるだけでワクワクしますよね。これからもhana家にとって暮らしやすい家をつくっていけるよう努力していきます!

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