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家計管理を始める前に、年間支出額を出すことをオススメする理由

こんにちは。hana(@minimal000)です。

私は、現在夫と2人暮らしで、近い将来子どもを授かったら嬉しいなと考えている20代の主婦です。夫は会社員、私は専業主婦のかたわらパートや短期のアルバイトで収入を得ています。

そんな私たちの収入は多くありません。奨学金返済や毎月の固定支出が多く、強制預金額が1,000円と少ないのですが、コツコツと貯蓄をしています。

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家計管理を始める前に、前年の支出額を出す理由

家計管理を始める前に、前年の年間支出額を出しましょう。支出額を知らないで予算を組むと、予算内におさえられなかったり、あるいは予想外にお金があまったりと管理が大変です。

どの程度収入があって、どのくらい支出があるのかを理解した上で家計管理を始めると、スムーズに管理できます。

我が家は、こちらの本を参考に家計管理しています。

 

運命的に出会ったこちら本で正しく家計管理をして、少しでも貯蓄額を増やし、価値あることにお金が使えるよう工夫しています。

我が家の家計管理についてご紹介しますこんにちは。hana(@minimal000)です。 私はこのブログタイトル「ミニマルな暮らしと貯蓄0円からの節約家計簿」とあるように...

前年の年間各費目ごとの支出額を出す方法

翌年の予算を組み立てる前に、前年の年間支出額を割り出します。

① 前年の収入額を出す

など、収入となったもの全てです。

② 前年の管理不能支出額を出す

次に支出額を出していきます。

管理不能支出・・・契約によって支払いが強制されている支出のこと

 

大体は、住宅ローンや家賃、水道光熱費など主に銀行口座からの引き落としのものが当てはまります。例として下記が挙げられます。

 

  • 生活費(家賃、管理費、固定資産税、水道光熱費、テレビ受信料、電話代、インターネット代、新聞代など)
  • 教育費(入学金、授業料、教科書代、塾代、その他レッスン代など)
  • 健康医療費(スポーツジム会費など)
  • 車両関係費(駐車場代、車検代、税金など)
  • 保険料(生命・医療保険料、国民健康保険料、国民年金保険料、介護保険料など)
  • ローン返済(住宅ローン、自動車ローン、奨学金返済など)

これらの支出額を全て足し、金額を出してください。

③ 前年の管理可能支出額を出す

管理可能支出・・・支払いに強制力がなく、毎月増減する支出のこと

 

主に、食費、生活費、美容費、衣服費など主に財布から出ていく支出のことです。現金、クレジットカードなど支払い手段は関係ありません。

 

  • 生活費(食費、日用品費、小遣い、衣服費、美容費など)
  • 交際娯楽費(娯楽費、慶弔費、外食費、交際費など)
  • 健康医療費(診察代、薬代など)
  • 教育費(図書代など)
  • 車両関係費(ガソリン代など)

これらの支出額を全て足し、金額を出してください。

④ 前年の特別支出、大型出費、イベント支出額を出す

などが該当します。

管理不能支出、管理可能支出以外に、大きな金額の支出もあるはずです。家電買い換えや、冠婚葬祭、家族旅行など出費がかさむものが多いものです。

それらの金額も全て足し、合計額を出しましょう。

全てを足し、年間総支出額を出す

では、②~④の各支出額を足してください。

その総支出額を①の収入から引き、差額を出します。どのくらいの差額が出ましたか?

プラスであれば良いですが、マイナスの場合は注意が必要です。収入に比べて、身の丈が合っていないお金の使い方をしてしまっていたり、ムダなお金を使っていたりと振り返ることができます。

ご自分の家庭の支出額を知ることではじめて、家計管理をスタートすることができます。

収入と支出のバランスを見る

ちなみに、我が家の年間支出は収入に対しマイナス約150万円でした。

特に私の奨学金一括返済が大きく、コツコツ貯めてきたお金を一気に使いましたのでマイナスという結果です。

その他にも見直すべき項目が沢山あったのも事実です。我が家の車は夫婦で1台乗り回しているのですが、年代が古く修理が必要な場面が多くあります。昨年は2回修理しました。

修理費用は予測不可能な支出なので、今年は臨時出費が出ても焦らないようにしっかりとやりくりをしていきたいと思います。

家計簿をつけてきた方は、年間の支出額を割り出すのはさほど難しくないように思います。しかし家計簿はつけることに満足せず、家計を管理する上での一種のツールにすぎないということを忘れないでください。

つけることに満足し毎月振り返るのを忘れたり、年末に1年分の振り返りをしないで翌年を迎えるのは、正しい家計管理とは言えません。特に総収入から総支出を引いてマイナスであれば翌年どうやってやりくりしようか、予算内に抑えようかとの判断材料になりますので見直しは必要です。

収入と支出のバランスを知る上でも、金額をしっかり出すことは必要です。

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