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フリマを成功させる秘訣~事前準備から当日の流れ~

先月フリーマーケット(以下:フリマ)に参加してきました。皆さん、フリマに対してどんなイメージをお持ちですか?安い、値切り交渉ができる、掘り出し物がある…などでしょう。確かにその通りです!

私は不要なモノがあればその都度捨てたり、フリマアプリやリサイクルショップを活用したりしていますが、日程と条件さえ合えばフリマに参加しています。

参考記事 フリマアプリの活用で少しずつ収入を得ています→フリマアプリで不要なモノを売る(売上金公開中)

フリマはとてもワクワクしますよね。安く買える上、掘り出し物を見つけたり、値段交渉したりと、普段の買い物とは違う楽しさを味わうことができます。今回は、フリマで成功させる秘訣をご紹介します。初心者の方は必見です!成功させるためには、事前準備が大変重要ですよ。

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事前準備は何をすれば良いか

売りたいモノを決める

まずは売るモノを決めます。それらをジャンルごとに段ボールやケースに仕分けし、衣類はハンガーに掛けておきます(特にアウター系)。まとめる際、汚れや傷がないかもしっかりと確認します。キレイな状態であれば、買いたい!と思う人も多いからです。

出店スペースと商品の量を考えてレイアウトを考える

出店スペースの大きさは様々です。事前にスペースがどのくらいあるのか確認し、その上で出店スペースと売りたいモノ(商品)の量が適正であるかを判断します。もし出店スペースに対してモノの量が多くても、当日売れたら次のモノを補充していけばよいので大丈夫ですが、少なすぎる場合は、出店ブースが寂しい印象を与えてしまうので、POPや飾り付けの工夫が必須です。

次にレイアウトを考えます。出店のスペースのどこに何を置くのか、衣類は畳んで並べるのか、またハンガーに掛けておくのかなど頭の中でイメージしましょう。アウター系はハンガーに掛けておくと見やすいのでオススメです。どこに何を配置するのか、POPはどこに飾るのかなど事前にレイアウトを考えておくと、当日スムーズに出店準備をすることができます。

値段をつける(余裕があれば、値段シールを準備)

値段をつけておかないと、当日慌てます。準備に余裕があれば、値段シールを用意しておくと良いです。一律〇〇円とする場合は大きな段ボールや色画用紙に価格を示すPOPを作っておくことをオススメします。

値段を決める際は、売りたい値段よりも若干高い値段を設定しておきます。お客さんの半数以上は値切り交渉をしてくると判断してきます。自分がお客の立場だったら少しでも安く購入したいですよね。値切り交渉されても自分が売りたい価格ラインを下回らないように最初に設定する値段は少し高めにしておきましょう。また価格は10円単位以上で設定すると良いです。1円単位で設定すると面倒だからです。

釣銭を準備する

フリマは商品を安く売る・買うイベントです。1円単位で値段をつけてしまうとお客さんにとってあまり良くないので、10円単位以上で販売することをオススメします(お釣りのやりとりも面倒ですし、第一細かすぎますよね)。さらに値段交渉によって価格が10円単位、100円単位になることがよくあるので釣銭(特に硬貨)の準備は非常に重要です。釣銭切れになってしまえば買いたかったお客さんが「お釣りがないならいいわ」と言って帰ってしまうこともあるので、スムーズな販売をするためにも釣銭の準備はしっかりとしておきましょう。

釣銭準備の目安は大体3万円を両替するイメージで十分です。

10円玉・・・・30枚
50円玉・・・・20枚
100円玉・・・40枚
500円玉・・・5枚
1000円札・・15枚
5000円札・・3枚

このくらい用意しておけば十分です。小さいフリマであれば、2万円程度の釣銭の準備で良いでしょう。

POP、飾りを作る

1つ1つの商品に値段シールを貼っていくだけではなく、POP作りも大切です。POPとはPoint of purchase advertising(販売促進のための広告媒体)の頭文字をとった略語です。

例えば、
「この中すべてオール100円!」
「見るだけなら0円!」
「洋服全品500円」
などと、遠くから見てもどんな商品がいくらで売っているのかを目立たせたり、また寂し気なブースを可愛く飾り付けることで「おもしろそう、ちょっと見てみようかな」という印象を与えることができます。
何を売っているかわからない、ちょっと見にくい雰囲気なお店だな、と感じさせないようにPOPや飾り付けにもこだわるとお客さんを獲得することができます。

当日の持ち物

当日の持ち物は下記の通りです。

・商品
・釣銭と釣銭入れ
・レジャーシート(出店スペースと同じ面積のシートがベスト!)
・電卓(会計時に必要)
・値札シール(事前に作成したものと予備も準備)
・POP
・油性マジック(最低、黒色と赤色があればOK!)
・買い物袋・紙袋(商品を入れる用)
・新聞・プチプチ(割れ物類を包む用)
・売上記載ノート
・ボールペン
・はさみ
・セロテープ・ガムテープ
・ゴミ袋
・ハンカチ・ディッシュ
・飲み物
・昼食(店を空けなくて済む)
あると便利なもの

その他あると便利なものです。

・折り畳みイス(ずっと座っているのは辛いため)
・商品をディスプレイ用の台、ラックなど
・スーツケース(商品をスムーズに持ち運びできる、場合によってはスーツケースのまま販売してもOK!)
・台車(駐車場から出店会場まで遠ければ台車を使用して運ぶと便利)
・日傘・日焼け止め(屋外であれば女性にとって必需品)
・ホッカイロ、ひざ掛け(寒い時期であれば必需品)
・ウエストポーチ(釣銭をポーチに入れておくと持ち運びできるので安心)

当日はバタバタしますので、必ず事前に準備しておきましょう。

高く売るコツ

商品を少しでも高く買ってもらうには、いくつかコツがあります。

商品は常にキレイに保つ

自分が客の立場であれば、キレイな商品を買いたくなりますよね。来てくれるお客さんも同じです。商品は常にキレイに保つよう心掛けましょう。手に取って見るお客さんがほとんどです。お客さんが帰った後は畳み直したり、ディスプレイし直したりと次に見てくれる人を考えて、常にキレイな状態を保つ気遣いが大切です。

最初の価格設定は若干高めにする

フリマは値切り交渉が頻繁にあります。事前に価格を決める際は、値切り交渉される前提で設定しておくと良いです。自分が売りたい最低ラインを下回らないためにも、最初の価格は若干高めにすることをオススメします。

小物類は透明の袋に入れてキレイに見せる

小物類を販売する際はごちゃごちゃします。そんなに多くない量であれば事前に透明の袋に入れておくのも良いでしょう。透明であれば中身が見やすいですし、キレイに見えます。購買意欲もそそります。もし実際に触って確認したいと要望があれば、袋から出す必要がありますから、簡単な包装で構いません。

ディスプレイ、レイアウトはしっかりと考える

ただ適当に並べるのではなく、どの位置に何を置けば見てもらえるのか、買ってもらいやすくなるのかをお客さん目線で考えると良いです。小さい小物類は手前、大きな物は後ろ、目玉商品は目立つところ、など視覚に入りやすく、手に取りやすいところに置くのが原則です。

身だしなみを整える

見出しなみは肝心です。意外にお客さんは見ています。「オシャレな人だから売っているモノもオシャレかも!」と思ってもらえたり、好感を持てそうな印象だとお客さんが集まりやすくなります。

笑顔で接客をする

一番大切なことです。近寄れない態度、雰囲気、言葉遣いは避けましょう。気軽に立ち寄れるお店であれば、自然とお客さんは来るはずです。不愛想な対応だと買いたい気持ちもなくなりますよね。笑顔で楽しく販売しましょう!

hanaのフリマ売上金!

先日のフリマは普段参加している会場よりも小さめで、出店ブースが少ない会場でした。そのためお客さんの数も少ないことを見込み、釣銭も2万円程度の準備で臨みました。

最初の価格設定は100円~1500円で、値切り交渉で50円~1300円ほどまで下げました。

売上金は以下の通りでした。

10、350円

4時間強の参加でしたが、自分にとって不要なモノでも、喜んで買って下さる方に売ることができて嬉しかったです。自分にとっていらない、使わないモノでも相手からしたら必要なモノに変わる瞬間を目の前で体験することができるのでフリマは本当に面白いです!

まとめ

事前にしっかり準備をすれば誰でもフリマは楽しめます。フリマを成功させるためには事前準備が大切です。自分が店員になってお客さんに販売できるという点では、自分のお店を開いているような感覚なので、とても楽しいです。これからフリマに出店される方は是非楽しんでくださいね!