私が運命を感じた家計管理の本とは(家計管理の仕方をご紹介します)

家計管理を始めるにあたり、参考にしている本・ブログ等ありますか?

我が家は2017年1月から家計管理を始めましたが、以下の本を参考にしました。こちらの本は運命だと感じた本です。とてもわかりやすく、考え方が腑に落ち、すぐにでも実践したいと思える本でした。

『正しい家計管理』
著者:林 總(はやし あつむ)
発行所:WAVE出版

前回まで、家計管理を始める前には前年の年間支出額、特別支出、収入・ボーナスなどの収入予算、支出予算を出す大切さを先述しました。

これから家計管理をスタートする方は、まず以下の記事を参考に予算立てまで行ってください。

参考記事 ①年間支出額の出し方について→家計管理を始める前に、年間支出額を出す理由

参考記事 ②特別支出の算出方法について→我が家の2017年の年間特別支出発表!

参考記事 ③収入予算、ボーナス支出予算について→収入と支出予算の立て方(2017年の予算・ボーナス支出予算発表)

参考記事 ④予算立ての手順と予算について→予算立ての手順と、2017年の収支予算発表

参考記事 ⑤予算オーバーしてしまったときについて→予算オーバーしてしまったときに考えるべきこと

予算立てまで終えると、あとは管理していくだけです。ここまできただけで達成感を味わうことができます。

支出を算出して、それに基づいて予算を組むことは簡単なことではありません。1年間の家計管理はこの予算に沿って行っていくので、じっくりと時間をかけて予算を組んでください。

家族との話し合いを通して、「自分たちの行動計画」をイメージして予算立てすることが非常に大切です。家族で同じ目標に向かって行動することが大事ですし、みんなで頑張って楽しんで家計管理できれば嬉しいですよね。

いよいよ管理スタート

1.銀行口座は2つ準備する

予算立ても終えたところで、いよいよ管理スタートです。

まず各自の給与振込口座の他に、2つ口座を用意してください。

①入金専用口座
②支払専用口座

の2種類に分けるため、2つ口座があることが望ましいです。

①の入金専用口座は、小遣いを差し引いた給料を全て入金します。
②の支払専用口座は、支出用として使います。

支払口座を一本化させることで管理しやすいですし、毎月どのくらいの支出があるのかを把握しやすくするためです。全ての固定支出は、この口座に設定しておくだけで良いので便利です。

2.財布と封筒(袋分け)で管理する

私が参考にしている本『正しい家計管理』では、財布は2つ用意し、更に封筒で管理することをおすすめしています。

①家計用の財布・・・一番使用頻度が高い費目用

②自分用の財布・・・小遣い用

③封筒・・・・・・・①家計用の財布以外の費目を封筒分けして管理用

筆者は、家計管理をする人の小遣いと家計の生活費を混ぜないよう、財布を2つもつことをおすすめして今す。この2つの財布間でお金を行き来させてしまうとせっかく予算立てしたのがムダになってしまうからです。

③の封筒については、その他の費目を管理します。毎日使わない費目については家に置いておき、使うときに封筒ごともって出かけることを筆者は勧めています。

我が家の場合は、若干異なる管理方法です。

財布は1つにしています。しばらく自分の小遣いはないですし、急遽使うことがあれば一時的に立て替え、その日中にその分を現金で家計に戻すようにしています。必ず使用した日のうちに家計に戻すのがルールです。小遣いはありませんが、化粧品、衣服類を買った際は大抵クレジット払いで、私個人の引き落とし口座(家計とは別の口座)に設定しているので、管理がしやすいからです。

また③の封筒ですが、支払時に封筒から出すと見栄えもあまりよくないので、使う予定の時に封筒から財布に移し替えています。お金を使ったら必ずレシートをもらうのも我が家のルールなので、その日中に使わなかったお金を封筒に戻します。財布を1つにしているので気に掛けることが多いですが、封筒を何枚も持っていたり、財布を2つ持つよりかは私に合っている方法です。→今後は封筒ではなく、袋分けに挑戦する予定です

3.管理手順

では具体的に、給料が入ってから細かな費目に分けるところまでの手順をご紹介します。

①入金

1.給与振込口座(夫・妻それぞれ)から、小遣いを引いたすべての金額を「入金専用口座」に入金します。

2.入金専用口座から、強制預金とプール金を除く「固定費+毎月の管理可能支出(現金)」を「支払専用口座」にうつします。住宅ローン返済などで支払専用口座からの引き落としにできないものがあれば、別のローン返済支払専用口座にうつします。

②出金

支払専用口座から、毎月の管理可能支出予算額をおろし、費目ごとに財布、封筒(袋分け)に分けます。

③特別支出

事前に予算立てした特別支出額は、12ヶ月で割り、毎月その分をプール金として入金専用口座で貯めておきます。使用する際は、支払専用口座を通しておろしてください。手間はかかりますが、支払専用口座を通すことで何に使ったかを把握することができます。

④実際に使う

予算を上限に使用します。買い物をしたら、必ずレシートをもらってください。現金を使ったらレシートを入れるクセをつければ管理はしやすいです。毎日家計簿をつけなくても、最低限財布とこの封筒(袋分け)で管理できていれば、いくら使ったかを把握することができるからです。

クレジットカードを使用した場合は、レシートをそのカードの引き落とし月の封筒(袋分け)に入れます。(※事前に封筒(袋分け)は2~3ヶ月先まで用意しておくとよいでしょう。)カードの締日に使った額を計算し、その分を引き落とし月の封筒(袋分け)管理予算から差し引きます。つまりカードを使用すると、引き落とし月の封筒に入れるお金が、使用した額分減るということになります。

個人口座で立て替えをした場合は、使用した額分を口座にうつします。レシートは封筒で管理します。クレジットカードを使用すると管理が多少複雑になるので、はじめのうちは現金のみでやりくりするのが良いでしょう。

お金が余った場合は、事前に決めておいた管理方法で管理してください。絶対に、翌月に繰り越しはしないでください。繰り越ししてしまえば、予算が上乗せされてしまい、その月は多く使えたものの、また別月からは通常の予算内でのやりくりになるので大変になります。

例えば、貯金箱にいれる、住宅ローン返済口座に入金し繰り上げ返済用として預金する、入金専用口座に入金し特別支出プール金といっしょに管理する、家の中で別途管理してご褒美代として預金するなど様々あります。家庭にあった方法で管理しましょう。我が家はご褒美代として一時的に袋分けして貯めていきます。(数ヶ月以内に使う予定なので、貯蓄としてはカウントしていません。)

⑤予算オーバーしたときに、支出を細かく見直す

普段は予算内におさまれば特に細かく見直す必要はありません。しかし、予算をオーバーしてしまったときは振り返ります。なぜオーバーしてしまったのか、レシートをみればわかります。もしオーバーが数ヶ月続くようであれば予算の修正が必要です。節約したいあまり、現実的ではない予算立てをしていないか見直しましょう。

4.全体の流れ

では今までの流れをまとめましょう。

お金の管理だけではなく、予算・収支表の計算、振り返りまでご紹介します。

1.予算・収支表をつくる

1ヶ月の予算・収支表を作成し、予算立てします。私はノートに貼っています。

2.お金を振り分ける

①給与から小遣いを除いた額を、入金専用口座へ入金する
②入金専用口座で強制金額とプール金を貯めておく
③毎月の固定支出+管理可能支出の予算額を、入金専用口座から支払専用口座へうつす
④管理可能支出の予算額を支払専用口座から引き出し、財布、封筒(袋分け)にわける

3.月末に行うこと

<お金の管理>

①財布、封筒(袋分け)していた現金の残額を計算する
②余ったら、あらかじめ決めておいた管理方法で管理する
③クレジットカードを使ったら、費目ごとにいくら使ったかを計算し、引き落とし月の予算から差し引けるようにしておく(引き落とし月の予算は、使った分だけ減ります。口座からの引き落としの場合は、使った分の現金をその口座にうつします。)

<予算・収支表の管理>

①全通帳を記帳し、管理不能支出の実績を記入する(固定支出に関しては予算オーバーすることはあまりないはずです。携帯代、水道光熱費など変動しやすい費目を管理不能支出にしている場合は、オーバーすることがあるかもしれません。基本的に、細かく支出計算は不要です。)
②財布、封筒(袋分け)の残額から各費目の支出実績を記入する

<毎月の振り返り>

①予算が超えていないかを費目ごとに確認する(超えていても年間でおさまれば良いので、単発的なオーバーであれば注意する程度で良いでしょう。連続して数ヶ月オーバーが続くようであれば、予算修正が必要です。)
②価値あることにお金が使えたかを考える

<半年に一度は予算の見直し>

半年に一度は予算を見直しましょう。計画通りに管理できているのかを確認し、予算の修正をします。

例えば、予算より数万も余ってしまう月がほとんどであれば、その予算は正しくありません。もっと別の費目に回したり、貯蓄額を増やしたりと修正することも手です。使いたいものにお金が使えるよう、工夫して予算立てすることが必要です。

<年間予算の振り返り>

1年の最後には、年間支出が予算内に収まったかを確認します。年末は忙しい時期ですが、翌年も安心して暮らせるように、この振り返りは重要です。12ケ月分の月ごとの予算・支出表を集計し、年間予算の実績欄に記入します。赤字があっても一年を通して予算内におさまればOKとします。予算が大幅にオーバーしていれば、翌年同じようにならないよう予算編成の際に役立てましょう。

特別支出がオーバーした際も同様です。生活をしていく中で、「これも特別支出だった」と気づく支出も出てくるはずです。そうなってしまったときは貯蓄や、その他で補てんすることになったり家庭によりますが、オーバーしないように工夫が必要です。

翌年の予算編成に向けて、夫婦・家族間で内省しましょう。資産が増え、価値あることにお金が使え、家族がハッピーで過ごせられたら家計管理は大成功です。