断捨離の仕方

誘惑な情報から逃れると、断捨離がしやすくなる

こんにちは。hana(@minimal000)です。

今日は断捨離のお話です。モノを捨て始めた人、これから処分しようと考えている人必見です。

  • 断捨離をしようと決めたけど、いっこうに片付かない
  • なぜか物が増えていくいっぽう。
  • 自分の意思に反するモノが勝手に増えていく

こんな経験はないですか?

片付けている最中に家族が物を増やしてくる、いらないモノが勝手に届くなど、自分以外の人たちによって増えていくこともしばしばあります。

そんな時は不要な情報から断てば、断捨離しやすくなります。今日は断捨離がしやすくなるコツをご紹介します。

なぜ部屋が片付かないのか

物はどうやってお家に入ってくるのでしょうか。

基本的には、「買う」「もらう」「拾う」の3つから物が入っていきます。この3つを行わなければ、家の中に物が増えることはないはずです。

断捨離といえば、不要な物を「捨てること」=「断」だと思いがちですが、実は、物を家に入れない(もらわない、拾わない)ことも重要です。

部屋が足の踏み場もなく物で溢れかえり、生活するのが窮屈な状況であれば、まずは「捨てること」に集中してください。片づけを続ければ、いつかはきれいになります。片づけはいずれ、終わりがくるはずです。

家に物を入れる(もらう、拾う)という行為を永遠に行っていれば、家の中は物が入ってくる状態が続くので物が増えていきます。必要だと思っていたものが、数時間、数日、数年と時間が経てば、もしかしたら不要な「ガラクタ」となる可能性もあります。そうなればまた、片づけです。つまり、物を入れる以上は片づけがつきまとってくるということを理解しておく必要があります。

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物を家にいれないためには

では、家に物をいれないためにはどうしたら良いのでしょうか。

(1)買わない

家に物を入れないと考えた時に1番に思いつきやすいのは「買わない」ことでしょう。欲しいものを買って物を増やしてしまうケースが断然多いです。

断捨離では「物を買わない」ことが大変重要です。本当に必要な物であれば、生活をする上で買う必要がありますが(生活必需品などなくてはいけないもの)、ただ欲しくてムダ使いしているものがあれば、一度見直しましょう。

買う買わないは、あなたの意思によって決められます。

断捨離をしている方は、自らの意思で不要な物を増やさないように心がけましょう。

(2)もらわない、拾わない

物が家の中に入ってくる理由として「買わない」他に、「もらわない、拾わない」も大事です。なかなか買うことより頻度は少ないかもしれませんが、ちりも積もれば山となります。

情がわいて「本当はいらない物だけど小さい物だしいいっか」と思ってもらったりしていませんか?今一度、ご自身の行動を見直し、本当に今の暮らしに必要な物だけを取り入れてみませんか?

(3)自分の意思に反する物の流れを止める

これは一番注意すべき点です。

物は「買う」「もらう」「拾う」ことで、家の中に入ってくると伝えましたが、案外忘れがちなのが「自分の意思に反する物の流れ」です。

例えば、郵便受けに入っているDMメール、宅急便で届くギフト、セールスマンが置いていった粗品など第3者の意思と行動によって、家の中に入ってくるものです。こういうものは、自分の意思で家の中に入ってくるものではありませんのでコントロールは難しいですが、なるべくこの不要な流れを止めるように努力してみましょう。

例えば、不要なDMメールは発信元に連絡をして今後送ってもらわないように依頼したり、セールスマンが粗品を置いていこうとしたらきっぱり断るなどをして、物が家に入ってくる流れを止めるのです。

些細な事ですが、自分がせっかく断捨離に精を出しているのに、不要な物がどんどん入ってきたら、嫌ですよね。不要な物だと判断したら、すぐに行動にうつしましょう。

(4)誘惑な情報から絶つ

ここで誘惑な情報とは「広告」をさします。

この世の中、テレビ、新聞、インターネット、雑誌、本、チラシなど、多くの広告であふれています。広告から得られる情報なくして、私たちの生活は成り立たないという方もいらっしゃるかもしれません。

テレビショッピングは良い例です。テレビという媒体を通して、商品を実際に使用し、消費者にとってメリットな情報を与えるといわれています。

ですが、そのような情報は全て、あなたの暮らしにとって必要な情報ばかりですか?ただ欲しい・安い・魅力的などという欲だけで「暮らしに必要」と判断していませんか?

広告によって購買意欲が刺激され、その広告にのせられて不要な物を買ってしまった!という経験はありませんか?

身近な例で考えてみましょう。

例えば朝チラシを見て、「特売だから買いに行かなくっちゃ」と買いに行ったものの、本来買うべき物以外にも、買ってしまったという経験はありませんか?

必要な物だけを買うべきところ、その時不要な物まで買ってくれたという点では、広告を出した企業にとっては、いわば作戦勝ちしたような効果が得られます。私たちにとっては、得しません。むしろ必要な物以外のもを購入してしまったので、ムダ使いといえるかもしれません。

なるべく誘惑な情報から断つことをおすすめします。とはいえ、私たちは様々な広告や媒体から情報を得ているのも事実です。全ての広告から断ちなさいと言っているわけではありません。誘惑な情報を自ら遮断できるような工夫を生活にとりこむように心がけましょう。

(5)情報を取り込まない

以下は私が情報をなるべくとりこまないようにしている一例です。

是非、参考にしてみてください。

インターネットはほどほどにする

一番気を付けていることです。

今は本当に便利で、インターネットがあれば何でも情報を知ることができる時代ですよね。だからこそ怖いのです。暇つぶしで見がちなオークションサイトや、ファッションサイトは無駄遣いにもつながりますので、ほどほどにしています。

雑誌は購入しない

雑誌を見ると物欲が出てしまうので、雑誌を購入することは滅多にありません。(年に1度あるかないか)

自分に必要な投資だと思った書籍や文庫本などは購入しますが、雑誌は一度読んで終わることが多いので購入しないようにしています。雑誌が溜まった光景を目にするのもあまり好きではありません。

不要なメルマガは解除する

メルマガは解除しない限り、永遠と届きますよね。

不要な情報に振り回されると、貴重な時間も奪われます。必ず解除しましょう。

情報の見極めが大切

全ての情報を遮断するのは難しいです。情報をもとに、私たちは生きているといえる部分もあるでしょう。

大切なのは、その情報が本当に必要なのかを見極めることです。

快適な暮らしのために、何が必要で不必要か。見極められる力をつけていくことが断捨離がしやすくなるコツです。少しずつ努力していきましょう。