暮らしを整える

嫉妬や妬みは自分と向き合うことで解決する

こんにちは。hana(@minimal000)です。

なんだかあの人羨ましい、それに比べて私って、、、。と、こんな感情抱いたことありませんか?

つい最近のことなのですが、私の友人はすごく旅行好きが多くて、頻繁に海外旅行に行っています。私も昔は良く行ったもので、お金を稼いでも旅行でお金を使うということがメインでした。私は欲しい物を買うためにお金を使うのではなく、旅行に使っていました。

旅行は私の人生において欠かせないです。日本という国・文化も好きですが、人生一度キリなので他の国をみて、文化を感じ、色々な体験をしたいなと考えてきました。私にとって旅行は価値あることとして捉えています。

結婚してからは、独身時代より「自由」にお金を使うことが減りましたので、旅行に行く回数も減りました。友人と毎月のように旅行(国内外問わず)に行っていた頃と比べ、今では年に1回夫と行ければ嬉しいなと変わりました。

もちろん、不満があるわけではありません。結婚して今まで以上に幸せですし、大好きな夫と一緒になれたので毎日が幸せです。お金の使い方、生活価値観、夢や目標など夫との価値観が合うので、一緒にいて楽ちんです。「夫が夫で良かった!夫がこの人で良かった!」と心の底から思います。

夢・目標の実現のため、家計も1月から財布を一本化し、少しずつではありますが貯蓄も始めています。将来の子どものためにも、老後のためにも、と色々お金が必要な場面があるので、計画的に話し合っています。

お金の使い道に慎重

夫とは普段から色々なことを話し合っているので、お金の使い道も慎重です。大好きな旅行には沢山行きたいものの、お金をどんどん旅行に費やす考えは、慎重になりました。

昔は「次はどこ行こうどこ行こう」の考えばかりでしたが、今は「次はどこに行ったら満足度が高いだろう」としっかり考えるようになりました。お金の費用も家計から出しますし、価値あるモノ・コトにお金を使いたいと考えるようになりました。

お金はあるだけ使うのではなく、賢く使う。結婚を意識してから学びました。ただただ使うのではなく、何にどんな価値があるのかを見出してから、使うようになりました。

友人が羨ましいという気持ち

結婚してからは、頻繁に「旅行」に行けないことに若干モヤモヤしていた時期がありました。今まで国内外問わず沢山旅行してきたので、時間、お金の使い方に制限がかかっているような気持になりました。

独身の友人は、時間さえあれば旅行に行き、SNSに写真をアップします。その写真をみて、私が羨ましく思う。こんな状況が続いていました。今はSNSがあれば写真や動画を気軽に共有できます。友人の楽しい写真や動画を見たい一方、内心「羨ましいな~」と心の中でつぶやく私。正直な気持ちと向き合うことも大事なので、羨ましい感情を抱いたことは認めよう。じゃあ、私がこの羨ましい気持ちと向き合うことでできることは何だろうと考えたのです。

私は私で毎日が幸せという気持ち

確かに旅行に頻繁にいけないことに対してモヤモヤはありました。ある時、天秤にかけて物事を考えました。

  • 今まで通り頻繁に旅行に行けて、結婚していない自分
  • 今まで通り頻繁には旅行に行けないが、結婚している自分

どちらが良いのか、と考えてみましたが迷わず後者でした。結婚して家庭を持てて幸せですし、愛する者、守る者が増えていくのは心の底から幸せなことです。

ではなぜ愛する家族を持てたのに、友人が旅行に行くたびに、このモヤモヤは起こるのだろう、と考えました。

結果「頻繁に旅行に行っていた頃の自分が、自由で、視野を広げられていたから、以前の自分が羨ましかった」ということがわかりました。友人ではなく、「自分自身」にモヤモヤしていたのです。

それからはというもの、考え方が変わりました。

  • 以前の私は過去の私。過去の経験で今の私が作られているので、今までの人生に悔いはなし
  • ではこれから我が家でどんな幸せを作っていたいか
  • 今まで通り頻繁に旅行に行くことが幸せなのか、回数の問題ではなく、価値ある夢・目標を見つけ、家族、友人とその実現のために毎日を楽しんでいく
  • 家族のために、価値あることにお金をどんどん使いっていく
  • 一番大切なのは家族の健康

自分の感情に向き合うと、根本から自分を見つめなおすことが出来ます。

嫉妬や妬みは自分自身の問題

嫉妬や妬みは結局のところ、他人がどうこう というより、自分自身の問題です。自分がなぜ嫉妬や妬みの感情を抱いているのかをしっかりと深く追究すれば、おのずと理由がわかるはずです。

「他人の生活基準は他人のもの」「自分は自分」と自分の生活基準に合わせた物事の考え方をしなければ、生活が窮屈で退屈なものになってしまいます。

嫉妬や妬みの感情を抱いてしまうのであれば、まずは自分自身を向き合ってください。色々な発見ができますよ。

私の例で言うと、友人が頻繁に海外旅行に行っているのが嫌なわけではないのです。SNSに投稿された写真を見て、自分もその場所に行ったかのような気持になるので嬉しいですし、今度の旅行先の参考にもなるのでワクワクしているのです。友人に嫉妬や妬みの感情を抱くなんて、なんて嫌な友達なんだろうと落ち込んだ時期もありましたが、結局は友人ではなく、私の考え方の問題だったのです。

「友人は友人」「私は私」

私の生活基準、サイクルで価値あるモノ・コトにお金や時間を使う計画を立てていけば良いのです。それが旅行だったり、物を買うことだったりは自分次第です。プラスの感情だけではなく、マイナスの感情を持つのは普通ですよね。そんなマイナスの感情をどう自分で対処して、プラスな方向へ持っていくかは結局は自分次第なのです。幸せな生活・暮らしのために、今一番優先しなければいけないことを明確にして生活していきたい!と心の底から思いました。

生活スタイル、お金、人間関係、仕事などに対する価値観は人によって様々です。他人の価値観によって、自分が嫉妬や妬みなどのマイナス感情を抱いてしまうのでは、自分にとってプラスではありません。自分には自分のスタイルがあるというブレない軸があれば、どんなマイナス感情を抱いていても上手に向き合えると考えています。幸せな暮らしのために、自分自身としっかり向き合いましょう。