ミニマルな暮らし

プレゼントは必ずしも相手を喜ばすものではないその理由とは

こんにちは。hana(@minimal000)です。

あなたは、よく誰かにプレゼントを贈りますか?

バレンタインデー、ホワイトデー、ハロウィン、クリスマス、誕生日、記念日など、1年に様々なイベントや行事があります。また結婚祝い、出産祝い、新築祝いなどお祝い事もあるでしょう。そのイベントや行事があるたびに、家族や友人、パートナーに贈り物をすると思いますが、プレゼントは必ずしも喜ばれるとは限りません。

そもそもプレゼントは、何のために、またどのような気持ちで相手に贈るのでしょうか。

  • お祝いの気持ち
  • 感謝の気持ち
  • 好きという気持ち
  • 喜びの気持ち
  • 応援する気持ち

だいたいはこのような気持ちで、渡しているのではないでしょうか。

私も幼少の頃から、バレンタインは父や兄弟に渡してきました。それは日頃の「感謝や好きな気持ち」と同時に、渡すことが当たり前に思っていた部分もありました。

小さい頃からお祝いごとやイベントにはプレゼントが付きものでした。

今回はプレゼントを渡すのが当たり前だと思っていた、この「当たり前」について触れていきます。

1.プレゼントを渡すだけが大事?

私はプレゼントを渡すことだけが大事だとは思いません。「おめでとう」という感謝の気持ち、「ありがとう」という感謝の気持ち、「頑張ってね」という応援の気持ち、様々な感情が入り混じってプレゼントを渡しますが、必ずしも「モノ」だけでしか伝えられないとは思わないからです。

モノだけではなく、「言葉」「文章」「ジェスチャー」でも「おめでとう」という感謝の気持ち、「ありがとう」という感謝の気持ち、「頑張ってね」という応援の気持ちは伝えられます。なにも「モノ」だけが、大事なわけではありません。

最近、断捨離をしたり、ミニマリストを目指しているからこそ、人によっては「モノ」でのプレゼントはいらなかったりするのではないかと考えるようになりました。プレゼントは嬉しいものの、モノが増えることにつながりますから、100人が100人心から喜ぶものでもないはずです。

モノをあげないことも、ある人にとっては最高のプレゼントとなるはずです。プレゼントは必ずあげなくてはいけないという概念を、頭の横にそっと置いてみることも大事かもしれません。

2.お返しを強いてしまう

プレゼントをあげることによって、お返しを強いてしまう可能性があります。

私も友人からプレゼントをもらったら、「いつかお返しをしなくては」という気持ちになります。もらった時はすごく嬉しいものの、お返しを忘れないように忘れないようにと手帳にメモとして残すほど、「お返し」という言葉が残ります。

私は、結婚のお祝いに沢山のプレゼントを頂きました。プレゼントをくれた友人が結婚した時には、同じように「お返し」をしようと思っていますので、忘れない様にメモをして、頭の片隅に入れてあります。

嬉しい気持ちはあるものの、なぜだか「お返しをしなくては」という義務感が生まれるのも否定できません。別にお返しをすることが義務ではないのですが、「プレゼントをもらったらお返しをしなければならない」という考えになりますよね。

プレゼントする側は悪意あってプレゼントしてるわけではないでしょうが、しばしばこのように「お返しをしなくてはいけないという苦痛」を与えることにもつながります。

3.ムダ使いにつながる

プレゼントを買うわけですから、お金も使いますよね。

例えば自分が良いと思って買ったものが、実は相手にしてみたら「いらない、不要」なプレゼントになり得ることも否定できません。

とても残念ですが、「私それ持ってるからいらない」なんてはっきり言われてしまったら悲しいですよね。特に身内や親しい間柄の関係であれば、率直な意見が飛び交うこともあるでしょう。家に帰ったら誰か他の人に渡していたり、あげたりしていたりと考えたらキリがありませんが、現実的に可能性としてあると思います。

自分が良かれと買ったものが、実は相手にとっては「いらない」モノであればムダ使いだったと言えるでしょう。

また、その時に生活費を削ってまで頑張って買ったプレゼントだとしましょう。ムダ使いであれば、結果として生活をも狂わすことにもつながりかねません。

4.ゴミになる可能性もある

あなたがあげたプレゼントが、相手にとっていらないプレゼントだったらどうでしょう。もう想像がつきますよね。人にあげたり、譲ったり、または最悪ゴミになることだってあるのです。

付き合い立てのカップルは、よくプレゼント交換を意識するでしょう。お互いの記念日、誕生日、バレンタインデー、ホワイトデー、クリスマスは代表的なイベントですよね。

生活費を削るくらい頑張って高級な物を渡しても、相手からしてみれば、実はそんないらなかったものだってあるでしょう。付き合っているうちは捨てられることはないでしょうが、もし別れたあとだったらどうでしょう。捨てられるのではないでしょうか。背伸びして高いモノを買っても、行く行くはゴミになってしまうこともあります。

5.「当たり前化」してしまう

イベントごとにプレゼントをあげるのが普通になっている場合は注意が必要です。

モノをあげることによって「おめでとう」という感謝の気持ち、「ありがとう」という感謝の気持ち、「頑張ってね」という応援の気持ちを伝えるのが「当たり前」になっていれば、永遠とプレゼントは付き物です。

それが悪いというわけではありませんが、モノをあげること以外にも気持ちを伝えることはできます。

プレゼントをもらったら嬉しいですが、気持ちを表現する方法は手紙や電話、直接伝えるなど、モノにこだわらなくても伝える方法はあります。

モノをあげることを当たり前にしないことも大切です。

必ずしも「モノ」をあげることだけが、プレゼントとは限りません。よく考えてプレゼントを選んでいきたいですよね。